映画「君の名は。」ネタバレあり感想

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映画「君の名は。」ネタバレあり感想

新海誠監督最新作の映画「君の名は。」を今頃ですが劇場で観てきました。

※感想は若干(?)ネタバレを含みます。知りたくない人はご注意ください。

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解説・あらすじ

解説
『星を追う子ども』『言の葉の庭』などの新海誠が監督と脚本を務めたアニメーション。見知らぬ者同士であった田舎町で生活している少女と東京に住む少年が、奇妙な夢を通じて導かれていく姿を追う。キャラクターデザインに『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』シリーズなどの田中将賀、作画監督に『もののけ姫』などの安藤雅司、ボイスキャストに『バクマン。』などの神木隆之介、『舞妓はレディ』などの上白石萌音が名を連ねる。ファンタスティックでスケール感に満ちあふれた物語や、緻密で繊細なビジュアルにも圧倒される。

あらすじ
1,000年に1度のすい星来訪が、1か月後に迫る日本。山々に囲まれた田舎町に住む女子高生の三葉は、町長である父の選挙運動や、家系の神社の風習などに鬱屈(うっくつ)していた。それゆえに都会への憧れを強く持っていたが、ある日彼女は自分が都会に暮らしている少年になった夢を見る。夢では東京での生活を楽しみながらも、その不思議な感覚に困惑する三葉。一方、東京在住の男子高校生・瀧も自分が田舎町に生活する少女になった夢を見る。やがて、その奇妙な夢を通じて彼らは引き合うようになっていくが……。(引用:シネマトゥデイより)

映画「君の名は。」観てきました!感想

映画「君の名は。」映画半券チケット

2016年7月3日公開になった映画「君の名は。」を今さらですが観てきました。

新海誠監督作品なのでチェックはしていたんですが、タイミングがなかったので映画を見送っていました。

新海監督といえば、昔はマイナーな映画館で上映されて、コアなオタクたちの間では話題の作品だけど…というかんじだったと思いますが、今ではこんなに大ヒットして、普通の映画館で観られるようになるとは手……!と思いました(笑)。

タイミングを逃して、しかも3か月も経ってるから、もう観なくていいかなーと思っていましたが、いつも行く映画館でいまだに上映回数が多いんですよね。

ものすごいヒットして、話題のものは観よう!精神と、たまたま映画館の大感謝祭で1,000円だったので観てきました。

結果的に「観てよかった!」と思いました♪

※感想は若干(?)ネタバレを含みます。知りたくない人はご注意ください。
※初見の感想ですので、内容が違っていたり理解が浅かったりするかもしれません。

マイ解釈によるざっくりストーリー

山に囲まれた田舎町、父は町長、神社の家系で風習がある三葉(みつは)は都会へ出ることを憧れて日々を過ごしていた。

ある日、三葉は夢で自分がイケメン高校生になって都会の生活をしている夢をみる。

「これは夢だから」と戸惑いながらも男の子の生活を楽しむ三葉だったが、それは夢ではなかった。

東京在住の男子高校生の瀧(たき)は、自分が田舎で女子高生になって生活する夢をみていて、二人は自分たちが夢で入れ替わっていることに気がつく。

お互いは夢でしか交流ができず、日記やメールなどで交流していく。

夢をみても入れ替わりがなくなり、三葉と交流ができなくなる。
三葉と会ってみたくなった瀧は、記憶を頼りに三葉の住んでいる地域まで行ってみるが、そこは3年前に隕石が落下した場所で、壊滅状態になっていた……というお話。

男女入れ替わりという王道な設定に、タイムスリップ的な要素が加わってくる作品です。

最初はコメディタッチに進む話で、まあ普通に鑑賞していたのですが、夢で身体が入れ替わるのがピタッと止まってから瀧が三葉を気にしだして、場所を探して行ってみたらそこが壊滅状態で人が誰も住んでいなかった…というあたりはゾワッとします。

このあたりから急にストーリーはシリアスじみて、そのあたりの緩急のつけ方がなんともたまらんかんじでした。

よかったけれど、ただちょっとわかりにくかったところもあったりします。

三葉は入れ替わったのはなぜ瀧だったのか?

「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!!」と叫んでいましたよね(笑)。

三葉は宮水神社の巫女ですし、神様が叶えてくれたのかな?と思いました。

結構、この神様、色々やらかしてくれてるなーとあとから考えると思ったりしますw

宮水神社はなぜ存在した?

1度だけの鑑賞なのでこのあたりがちょっと消化不良です。

日記とかで交流するのもいいけど、なんでもっとリアルで交流しようと思わなかったのかも疑問なんですが、それよりも宮水神社がよくわかりませんでした。

彗星が落下してくる土地なんでしょうけれど、そのあたりが初見だとわかりずらくて自分の中で消化するのに時間がかかりました(^^;)

こういう設定があったことを教えてもらいました。
(※小説のほうに書かれているそうです)

  • 三葉の住む糸守は、1200年ごとに彗星が落下してくる土地
  • 宮水一族は1200年ごとに落ちてくる彗星から住民を守るために存在している
  • 宮水一族は女系の一族、体が入れ替わる能力で婿をとり、巫女の血を絶やさないようにしている

彗星がやってくることを予知できるように、自分の生きる時間軸と違う男性と入れ替わるようになっているそうで、このあたりが初見でももうちょっとわかるように表現されるともっとよかった気がします……!

よく観るとわかると思うけど、初見だと途中から急ぎ足な展開だった気がします。

生きてる時間が違う二人が出会ったから、「かたわれどき」だけ出会えたんですね。

父親なぜ最後に非難指示を出したのか?

ちょっとこのあたりわかりにくかったのですが、当初、避難に非協力的だった町長である父親ですが、ラストでは非難指示をしたように変わっていましたよね。

父親が「お前は誰だ」と言っていたことから、もしかして三葉の母と以前入れ替わりを体験していて、それで三葉にinしてる瀧と話をして通じたのかな?と思いました。

三葉の母は病気でなくなっているようですが、おばあちゃんが言うには宮水家は代々そういうことがあるそうなので、そのあたりに確執あったのかなと思ったりしたりしました。

おばあちゃんも最初は三葉が誰かと入れ替わっていることを半信半疑だったように思いますが、過去に自分も入れ替わったことがあったのかもしれませんね。

父親も宮水の血筋のことは知っているので、きっと話が通じたんでしょうが、そのあたりがもっとわかりやすかったらよかったのに…と思いました。

感想まとめ

限られた分数の中でキラキラした青春やトキメキが表現されていてよかったと思います。

入れ替わりに気がついたあたりは、明るく軽いコメディのようなノリだったのに、突然会いたいのに会えないシリアス風味に雰囲気が変わり、名前すら覚えられず、でも会いたいみたいななんじゃこの悶えるような展開はー!って思いました。

ラスト、メリバ風味で終わっても切なくてよかったんじゃないかとも思いましたが、ラストがハッピーエンドだったことで、ものすごく一般受けした結果、大ヒットというかんじなのかも。

最後の二人がちゃんと出会えるハピエン、よかったです。

髪の毛をなんで切ったのかな?と思ったんだけど、田舎から出て都会に会いに行った男の子が、自分のことを知らなかったからなんですよね。

全体的に色彩がすごくきれいな作品でしたが、彗星のシーンは本当にきれいで鳥肌がたちました!

少し消化不良が残ってましたが、あとから「ここはこうだったよね?」と思い出すとリピートしてまた観たくなる作品でした。

映画「君の名は。」予告動画

映画「君の名は。」概要

映画「君の名は。」

<スタッフ>
原作・脚本・監督: 新海誠
作画監督: 安藤雅司
キャラクターデザイン: 田中将賀
音楽: RADWIMPS

<キャスト>
立花瀧: 神木隆之介
宮水三葉: 上白石萌音
勅使河原克彦: 成田凌
名取早耶香: 悠木碧
藤井司: 島崎信長
高木真太: 石川界人
宮水四葉: 谷花音
奥寺ミキ: 長澤まさみ
宮水一葉: 市原悦子 他

映画「君の名は。」公式サイト

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この記事を書いた人

「進撃の巨人」「文豪ストレイドッグス」「ユーリ!!! on ICE」「Free!」「TIGER & BUNNY」「PSYCHO-PASS サイコパス」などのアニメが好きなオタク。気がついたら手遅れな腐女子だった。
アニメが大好き、現在は推しのねんどろいどをカスタマイズするオビツろいど、ねんどろいどどーる(ねんどーる)にどはまり中。
神社やパワースポットも大好き。

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