ドラマ「ウロボロス~この愛こそ、正義。」の第4話『暴かれる秘密』の感想です。
母がミーハーで小栗くんのファンでもあるんですが、「ヤクザ格好いい!」と幸いでいて静かに観られません(笑)。
あらすじ
※原作未読
※ネタバレあり
※理解不足につき等による、解釈などの間違えがある可能性があります。気にしない方はどうぞ~。
ドラマ「ウロボロス~この愛こそ、正義。」第4話
捜査一課に配属されたイクオに新たな相棒が!?竜哉は20年前の事件を探るために壁ドンダブル!?怒涛の第二章が始まる!!
警視庁捜査一課に配属されたイクオ(生田斗真)は、警察官連続殺人事件の捜査を命じられる。相棒は坂東(大地康雄)という一匹狼の刑事。坂東を相手に四苦八苦するイクオは、境川署の刑事・中嶋(笠原秀幸)とダンボールに詰められた警察官の死体を発見する。警察官連続殺人、3人目の被害者だった…。 一方、竜哉(小栗旬)は我孫子桐乃(武田久美子)から、我孫子会の直参に引き上げる、という出世話を持ちかけられていた。(引用:Yahoo!テレビ)
感想
イクオは警視庁捜査一課へ配属となり、竜哉は自分の所属する我孫子会の直参になるという出生の話を持ちかけられていた。
二人はまほろばを訪れ、まほろばと何かしらの関係があったと思われるハイジマコーポレーションを訪れ、金時計の男を探し出そうとしていた。
捜査一課へ配属になったイクオの新しいバディは、坂東という頑固おやじ。
頑固一徹な捜査・スタンドプレイで実力はあるのに出世街道から外れた男だった。
坂東は、世間には公表されていない警察官が連続で何者かに殺されている事件を単独で追っていたが、バイクに襲われて負傷してしまうが・・・というお話。
イクオの昔の回想シーン。
親に捨てられたと泣き続けるイクオに、結子先生は「今度そいつらが殴ってきたらきっちりげんこつ返してやんなよ」と教える
え!?そんなこと言っていいんか!?的な!
この日の竜哉は、警察官コスプレだった。
なんか制服姿がエロチックですね・・・!!!!
健康食品系の会社・ハイジマコーポレーションは、まほろばが出来たのと同じ年に創業。
『社長を殺す』という強迫がネットに出ているという嘘をついて、イクオと竜哉はハイジマコーポレーションに潜入。
警察としていくわけですが、まあ一人は本物の刑事ですからね~。
話をするのがお巡りさんのほうが主導で話を進めるのもなんかちょっと違和感があるようなないような(笑)。
警察官竜哉は、話の途中でトイレに行くと言い席を立ち、社長室に潜入。
社長のPCの中身を丸々コピーしてるんだけど、お疲れぎみの刑事さんにサプリメントを社長室から取ってきて!といわれ、秘書が竜哉が潜入している社長室へ向かう。
社長室から出てくるところを見られてしまいますが、そこは色仕掛けで乗り切る・・・!
ドン
「壁ドン・・・ダブル?」
「いますぐ君を・・・逮捕したい・・・」
悩殺された秘書は、お見送りで竜哉に手をふり、それに敬礼で答える竜哉。
配属された警視庁で日比野監察官に挨拶をしようと歩いていると、人事課の田村小夏と遭遇。
内部を案内してくれるが、報道規制がされている武蔵野市で発生した連続殺人事件で出払っていて、誰もいなかった。
イクオは、自分の机の段ボールを開封しようとしたけど、隣の机に気になるファイルを見つけ、手に取ろうとしたらファイルとバッチを落としてしまった。
バキッ!
「冗談じゃねーぞ!
てめえみたいな小僧を相棒にしろってのか!」
気安く触るなと殴られ、そしてこの頑固おやじが新しいイクオの相棒だった。前途多難です(笑)。
坂東はずっと誰かに電話をかけていて、イクオは相手にしてもらえない。
「坂東さんの相棒なんてお気の毒に」といったのは中島くんという刑事。
今回報道帰省がされている連続殺人事件について教えてくれた。
イクオはダンボ―ルの中から携帯が鳴っていると、中島と開封を始めると、中には携帯が入っていた。
着信『坂東』
さらに中に入っていたのは・・・人の手だった・・・。
「これ、三人目だよ・・・!三人目のバラバラ殺人だよ・・・!」
その頃、竜哉は我孫子会の姐さんから直参にならないかと話をされたところだった。
普通はあり得ない出世だった。
「これからは例え若くても、あんたみたいに稼ぐ能力のあるやつが必要なんだよ」
姐さんは、竜哉に昔から他の連中とは毛色が違う、金とかじゃなくて何か別の魂胆でこの世界にいるような気がすると思われたいた。
そのとおり、さすが姐さんですね、当たってます・・・!
中島はダンボールで資料を運ぶのにエレベータを使わずに健康のためだと階段でいこうとする。
それを手伝おうとしたイクオだったが、そのタイミングで勝手な捜査をするなと言い争う坂東登場。
「この坂東さんを半面教師とするんだね
組織捜査から外れた、成れの果てだ」
「バカなんで外で反省してきます」
坂東が「第二署の屑の集まり」と表現したことで、静かに怒るイクオ。
「僕のことならどれだけ悪くいわれても平気です
第二署の仲間のことを悪くいうのは許しませんよ」
イクオの仲間意識を知ったことで、坂東の頑固が沈静化。
殺害された警察官たちは、坂東と同期で、いつも競い合ってきた中だったことを話してくれた。
仲間の写真を見せてくれるまでになった。
イクオが心当たりを聞くが、刑事歴30年ともなるとそんなものは吐いて捨てるほど。
そして、これは自分の山だから、死にたくなかったら所轄に帰れと捨て台詞。
新宿第二署では、蝶野が美月にイクオの疑惑について話をしていた。
蝶野は、イクオが変死体を発見する機会が多すぎるから、その死に関わってるとしか思えない。
なんでそんなことを自分に言うのかという美月に、蝶野は相棒だからだと答えた。
「真実を探るなら絶好の立ち位置だろ、日比野警部補」
イクオと竜哉は今度はバーで密会。
「正義感丸出しの女、次は相棒を殴りつける頑固おやじ、
つくづくコンビに恵まれてるな~イクオ」
ハイジマコーポレーションは、警察OBでしめられていることがわかった。
結子先生がどうして銃を持っていたのか──イクオは自分たちが結子先生の過去をまったく知らないことが気になっていた。
結子先生が殴られたらやり返せと過去に行った言葉に、どうしてあんなことを言ったのかと気になるイクオと、「普通はそういうだろう」と答える竜哉。
いや、普通はそういわないし・・・考え方がヤクザですね~。
竜哉は「あの人が何者だったかなんて、俺たちの目的には関係ない」と答える。
坂東がバイクに乗った武器を持った男に襲われていたところを助けに入るが、バイクは逃走。逃げられてしまった。
犯人を追えという坂東は「第2署の屑刑事と一緒にするんじぇねや!」と息巻きますが、「第二署の仲間を悪くいうのは許さない」とイクオは殴り返した。
イクオは坂東が持っていた写真を持って、坂東や殺された3人と同期だった第二署の課長・三島に話を聞きにいった。
三島たちは全国屈指の特待生クラスだったようで、「俺や坂東以外のはねっ帰り以外はみんな出世してるんじゃねーか?いや、そういや一人いたな・・・」と、坂東の持っていた写真の顏が一人薄くなっている部分を科捜研に持って行けと言われた。
写真の解析を依頼すると、遺体からは青りんごの香りがしたことを思い出した。
前の2件の遺体からも青りんごの香りがしたという。
アロマで青りんごは『閉所恐怖症の緩和』。
それを知ったイクオは何かひらめいたようで、美月に写真の受け取りを頼んで坂東の病院へ。
その頃、何者かが病院に侵入し、寝ている坂東を拘束、清掃用具の中に隠して移動していた。
そこへ白衣を着た竜哉と遭遇。
清掃員はエレベーターに清掃用具だけを入れて自分は乗らない。
「あれ?乗らないんですか?」と白衣の竜哉に聞かれると下に他のスタッフがいるからと答えた。
エレベーターはしまり、辰哉が清掃用具の布を剥がすと中には坂東が・・・。
地下1階につくと、犯人が待ち構えていて、辰哉を襲う・・・!
イクオが地下に到着し、犯人VSイクオとなるが、犯人の目星がついているようだった。
「やっぱりあなただったんですね・・・」
犯人を確信したのは青りんごのアロマの効果を知ったから。
遺体からも同じ匂いがした。そして中島からも。
中島がエレベータに乗れなかったのは、閉所恐怖症だったから。
「刑事さん、回診があるのであとはよろしく」
今回はイクオが始末をつける番なんですね。
「僕の顔をみてもやっぱり思い出さなかった──
やっぱり記憶に残らないもんなんですかね、優秀な刑事さんじゃないと・・・」
「あなたたち優秀な警察官に人生を狂わされた、無能な警察官だった父のことを・・・」
中島の父・室田は、10年前小さい派出所に異動になった。
今回殺された3人と坂東たちは、大規模なカジノ賭博の摘発で、マスコミにも取り上げられていたが、それは違法捜査によるもので、反社会組織からの情報での摘発だった。
上層部は室田巡査一人に背負わせ、事件を闇に葬り去った。
最後の始末をイクオに任せた竜哉が病院から出てくるところを、美月に目撃されていた。
『若頭の段の利益につながっている』
室田は優秀な警察官を守り、この国の治安をまもった。
しかし、精神が壊れていき、息子を守らないといけないから、箱に入れと閉じ込められたことがあり、それで中島は閉所恐怖症になった。
「許せないだよ、坂東!
善良な警察官だった父がお前らみたいな連中に踏み台にされたことが・・・!
俺たち家族の人生はな、お前ら警察に壊されてひねり潰されたんだ・・・!
お前ら腐った警察にな・・・!」
なくした記憶が揺り動かされる。
「同じだ・・・僕らのときと・・・」
ドクン
様子のおかしくなったイクオに中島が襲いかかろうとするが、坂東が止めにはいった。
そこに警察が到着し、中島に手錠をかけたのは美月だった。
自分の父はこいつらのせいで!と興奮する中島に、美月は冷静に返す。
「やられたらやりかえす、そんなことを繰り返しても誰も救われません」
そうだよね、普通はそう返すよね。
地下
「また単独操作ですか、ご苦労さまです」と厭味が・・・。
現職の警察官が犯人だったなんて公にできないから撤収すると北川警視総監はいう。
「事件を公表しないつもりですか?」
「事件?そんなものは起きていないんだよ、日比野警部補」
その言葉にイクオは殴ってしまう。
ただちに懲戒処分だ!といきまく北川警視総監をなだめたのは日比野監察官。
「殴った?わたしはまったく見ていない。
ここは私に免じてひいてくれないか
お互い敵にまわるのは得策ではないだろう」
日比野監察官・・・美月の父は、今回の事件は自分が責任をもって公表すること、警察組織は自分が変えていくと言ってくれた。
今回の事件でまたイクオは結子先生のことを思い出した。
結子先生が、泣きながら男性と言い争っているのを思い出したと竜哉に伝えた。
中島は、父を閑職においやった警察官の不正に関する書類が送られてきた。
それを受け取った中島は、その送った人物も腐りきった警察組織の粛清を願っていると思ったと取調べで答えた。
美月も捜査一課へ配属になり、また相棒に。
日比野監察官はこうなることを最初から予想してたってことですかね?
竜哉に、まほろばの事件の情報を垂れこむ電話があった。
相手はハイジマコーポレーションの社長。
「それにわたしは君たちのことを二十年前から知ってるんだよ」
拝島の社長からの電話で一人でいった竜哉
イクオは結子先生の生き方が気になっていた。
「あの人が何者だったかなんて俺たちの目的には関係ない。違うか?」
それってヤクザ的考えですよ、竜哉さん・・・!///
一人で社長を訪ねた竜哉だったが、そこには頭を銃で撃ち抜かれた社長が机に突っ伏していた・・・。
竜哉のところへ行こうとしたイクオを呼び止めた美月は、ずばり確信へ・・・。
「聞きたいことは一つだけです
あなたと、段野竜哉の関係について」
社長室の床には竜哉やイクオのデータが散らばっていた・・・そして・・・
「なんだよ、これ・・・」
そして結子先生が警察の制服をきた写真も・・・。
次回はイクオと竜哉、深町の副音声付です・・・!
気になるんだけど、リアルタイムではどうしても見られないんですが・・・普通に録画したら副音声も録れるんですかね?
はっきり言います。
イケメンヤクザの小栗君のビジュアルが好きだーーーーーー!
なんかいいよね・・・!
ストイックにみえてにじみ出る色気!
メガネ・・・!
個人的には、結子先生の真実が知りたいイクオと、経過はどうでもよくて犯人をぶっころしたい竜哉が、相容れなくなって揉めてみたりすると悶えるかもしれません・・・!
ドラマ『ウロボロス~この愛こそ、正義。』スタッフ・キャスト
TBS「金曜ドラマ『ウロボロス~この愛こそ、正義。』」
<スタッフ>
原 作 :神崎裕也「ウロボロス 警察ヲ裁クハ我ニアリ」(新潮社)
脚 本 :古家和尚
主題歌 :嵐「Sakura」(ジェイ・ストーム)
音 楽 :木村秀彬
企 画 :那須田淳
演 出 :石井康晴、山室大輔、池田克彦
プロデューサー:佐野亜裕美
製作著作:TBS<キャスト>
龍崎イクオ:生田斗真
段野竜哉 :小栗旬
日比野美月:上野樹里
橘都美子 :吉田羊
深町武 :ムロツヨシ
田村小夏 :清野菜名
我孫子桐乃:武田久美子
日比野圀彦:光石研
蝶野真一 :滝藤賢一
三島薫 :吉田鋼太郎
北川貴一郎:中村橋之助
柏葉結子 :広末涼子
ウロボロス 1―警察ヲ裁クハ我ニアリ (BUNCH COMICS) | ||
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by ヨメレバ |
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