ドラマ「ウロボロス~この愛こそ、正義。」の第7話『何でだよ、結子先生』のネタバレ感想です。
今回は緊迫した回ですね!!
ものすごいドシリアスな内容だからこそ、通常試聴→副音声で見直して癒されたかったのですが、今回は副音声もミニドラマもなかったので、ちょっと残念・・・!
でも、闘う男たちに腐女子フィルターが外れることはなかった(笑)。
あらすじ
※原作未読
※ネタバレあり
※理解不足につき等による、解釈などの間違えがある可能性があります。気にしない方はどうぞ~。
竜哉(小栗旬)は公安の我那覇(山口祥行)に追い詰められる。狙いは結子(広末涼子)の形見のウロボロスのネックレスだった。一方、けがを負ったイクオ(生田斗真)は止める美月(上野樹里)を振り切り、竜哉を助けに向かう。途中で意識を失ったイクオの脳裏にあの日の記憶がよみがえり、金時計の男の顔を思い出す。そんな中、聖(野村将希)が隼人(中野裕太)を逮捕する名目で、捜査員を引き連れて現場の遊園地に乗り込んでくる。(引用:Yahoo!テレビ)
ドラマ本編感想
新たな謎と開かれた記憶の扉──
さて、前回竜哉が公安『ゼロ』の人にボコにされてた続き。
「さっさと出せよ、ウロボロス!」
踏みつけられながらも、天井裏で暗躍する隼人の姿が見えていた。
ガシャン!
シャンデリアがゼロの脳天を直撃・・・!
竜哉のピンチを救ったのは山城隼人だった!
イクオが去ってしまい、『人の道から外れた人は大っ嫌いですから』と過去にイクオに言ったことを思い出しながら一人歩く美月に、三島から着信。
イクオとはさっきまでレインボーランドで一緒だったことを告げると、車中の後ろのシートで話を聞いていた蝶野が三島の携帯を掻っ攫った。
段野もそこにいるのかと聞く蝶野に、美月は
「龍崎さんを調べることは、わたしには・・・出来ないと思って・・・」
間違っているかもしれないけど、それ以上に優先したいことがあると言って電話を切り、美月は走り出した!
一方、隼人に助けられてなんとか立ち上がった竜哉だけど、シャンデリアを直撃したはずの男が ガバッ! と立ち上がった!
あんた、サイボーグですかwww
しかし、その背後には公安・ゼロの忍足が「銃は使うな」と、首筋に何か薬物を注射して悶えるようにして倒れた・・・死んだのかな・・・。
「さてと、場所を変えるか」と、竜哉と隼人に銃を向けた──
そして、レインボーランドには警察の方々が到着。
聖副総監も到着し、レインボーランドを封鎖し、犯人を捕まえるまでお客を一か所に集めろとごり押し。
別室に移った竜哉・隼人・忍足の三人。
隼人は縛られて床に転がされ、竜哉は椅子に括り付けられていた。
「ウロボロスはどこにあるって話か」
喋る気がない竜哉に忍足は、通常のものよりも濃度を薄めて痛みはあるが死にはしないという注射(何のだかわかりませんが)を・・・竜哉の首に突き刺した・・・!
「たっちゃん、ぼく、思い出せないんだ・・・」
あの夜のことを思い出せない。
新しい施設に行ってから5日間くらいずっと眠っていた。
何か大事なことを忘れている気がして、でも思い出せない。
あの夜、結子先生が血まみれで倒れていたことしか思い出せない。
思い出せないんだと竜哉に訴えた・・・そんなことを椅子に縛られた状態で思い出していた。
しかし、忍足の質問に質問で返したとかで2度目の注射へ・・・。
ギャー!痛い・・・!
忍足・・・体力を使わずに相手をいたぶるとはなんたること・・・!!
さすがは悪役です!
お探しのウロボロスのネックレスは、公園で気絶してる相方が持ってますよ!!
「竜哉にも他のみんなにも伝えといて・・・
何があっても、強く生きろって・・・
──約束だよ、イクオ・・・」
イクオの意識が戻ったけど・・・戻ったら戻ったで痛いよね~。
あのままどこかへと歩き出した。
しかし、なんたる痛いシーンばっかりなんだ、このドラマ!!!
撃たれたり刺されたり!
なかなか口を割らない竜哉より先に隼人をやっちゃおうとする忍足。
自分たちは国家を守るために人を殺し、快感を得ている的な危険なことをのたまっています。
自分たちは社会の陰から国民の治安を支えている、そう自負していたんですが・・・。
声がうまく出せない状態で竜哉は、エリートだと言われてもただの人殺し、表にも出られず、誰にも評価をされない汚い仕事ばかりで、最後は用済みになれば消される、他の奴らのようにやがて忍足も・・・という。
「『ゼロ』ってのは・・・最初から存在しないってことだろ・・・
使い捨てにされても構わないってか・・・同情するよ」
まったくそのとおりですが、逆鱗に触れたのか、縛られて動けない竜哉をたこ殴りに・・・。
国家のために人殺しをしているから、お前らのようなゴミに同情されるいわれはない。
だからもう死ね、情報はもう一人のイクオから聞きだせばいいという忍足に、「話すわけねーだろ、なあイクオ・・・」と答える竜哉。
目がひん剥いていっちゃってるイクオさんが到着しました・・・!
なんて怖い画面なんだよ、これ!!w
竜哉もイクオも顔色悪すぎです!
竜哉はどす黒く、イクオは真っ白・・・よくシーンわけされたメイクにあっぱれです(笑)。
お探しのウロボロス、首についてますよ~(笑)。
鉄パイプを握った忍足に、すかさずパーンチ!
腹に穴が開いている人とは思えないほどの動きです!
強いのはアレですかね?
最愛の人がやられちゃってるのをみてブチ切れちゃったパターンかね?
(やっぱこれも腐女子フィルター?)
しかし、ブチ切れちゃってるイクオっちは、もう止まらない!
声が出なかったはずなのに、竜哉が聞かなくちゃならないことがまだあるから止めろと必死に止めます。
「結子先生の敵取るためだー!」
暴走したイクオの動きが止まった・・・!
さすがに復讐を魂に擦り込んだコンビなだけはありますね!
そしてとたんにぶり返す痛み・・・我に返らないほうが痛み的には幸せでしたね(笑)。
警察が遊園地に侵入がはじまる中、橘管理官、三島、蝶野はこそこそ侵入してる模様。
見つかったら懲戒免職ものだというが、「みんなでたまたまレインボーランドに遊びに来たと言えばいいだろう」と答える三島。
やっぱ、とぼけたおっさんはいいねー!
一方、ボロボロのイクオを探して歩く美月だけど、壊れたシャンデリアがあるお化け屋敷に怪我人が血だらけでいるとスタッフに話を聞いて、お化け屋敷に向かっていた。
あー・・・シャンデリアはね、怖い公安の人が倒れてるだけだよ~!
蝶野からの電話で、そこにイクオがいるかもしれないから探さないと・・・とやってきたところで、美月は背後から襲われてしまう・・・!
場面は変わって、4人の怪我をした男たちがひしめく狭い部屋へ。
忍足のほうが軽傷な気がしますが、そっちがイスに座り、腹に穴が開いているイクオはテーブルに寄りかかり、竜哉はダンボールに腰掛ける。
そして、結子先生に固執する二人を見て、隼人が「しょうがねーな」的に画面から外れていくってのが!!!!
この気だるい(?)かんじが、戦闘後の男たち的なかんじでちょっとにやけます・・・!
(わたしだけですかね?このシーンでニヤニヤしたのwww)
話すのに場所を変えようとするが、怪我をした男を怪我をした男が支えるシーンって何なの!
これ、悶えますよね・・・!!
しかめづらの小栗くんの顏にわたしが悶えております・・・!
「金時計のことなら、もう思い出したよ──
二十年前、あの時、僕たちの目の前にいたのは・・・聖だ──
間違い・・・ない・・・」
そこまで言って、さすがにイクオが倒れた。
みんなボロボロすぎる!w
部屋の外を出ると煙が充満していた。
どうやら火事のようだった。
「消しに来たんだ・・・お前らのことも、任務に失敗した俺のことも・・・」
「消されてたまっかよ、こんなところで・・・」
消化器で炎を消しながら脱出をする中、何かが見えて「野暮用だ」と言って三人を先に行かせて戻ってきた。
竜哉が美月を助けて避難をしようとするが、美月はこんなときだからこそ問い詰める!
「あなたは・・・!
あなたは龍崎さんの何なんですか!」
「なんだよ、こんなときに・・・」
え、なにこの悶え展開。
あれは俺のだとか言ってほしいけどwww(妄想も大概にしないとw)
「家族だよ・・・」
途中で忍足は警察に見つかってしまい、捕獲されてしまった。
隼人がイクオを連れたまま逃げると、階段で聖副総監とご対面・・・そして・・・!
腹にドタマ食らったまま飛びついたー!!
相手は飛猿だよー!勝てないって!!
「やっぱりそうか、お前・・・
あのとき、まほろばにいた子供たちの片割れか・・・」
「うおおおおおおおおおお!お前が!お前が結子先生を・・・!」
物陰に潜む狙撃手に隼人が気がついた・・・!
「あぶねぇ!」
パン!
おいおい・・・なんか銃が発動しすぎじゃないかwww
そして、その頃、段野と美月が狙撃されそうになるけれど、到着した蝶野に間一髪助けれた。
「どういうツーショットだよ・・・」
「立て」
差し出された手を掴んだイクオ・・・何か、違和感を感じた。
「あなたは・・・」
三島が到着し、気が抜けたのか気絶してしまう。
呼吸が荒い聖、もしかして撃たれたのかな?
光が綺麗なレインボーランドの柵に隼人と竜哉が腰かける。
どうせ本店に連れて行かれちまうと、真相を竜哉から聞き出そうとする蝶野に、隼人だけは見逃してやってくれと言った。
警察が折ってる山城会長の息子だけど、総監狙撃事件にも係わっていない。
取り調べをすればいいと蝶野はいうが、「消されるかもしれねーだろ、山城会長みたいに・・・」と即答。
「俺は警察を信用していない、でも、あんた個人は別だ・・・」
自分の相棒が自殺に見せかけられて殺されたことを思い出した。
蝶野は二人に嵌めていた手錠を外してひっぱりあげた。
現場に到着した日比野監察官へ、橘監察官は腕を撃たれた聖副総監を連れてやってきた。
「聖くん、ついさきほど警視庁におけるあなたの役職および指揮権をすべてはく奪されました」
そこにさらに、この前逮捕された警察官連続殺人事件の中島に警視庁の秘密を漏らしたという疑いもあるという。
「あなたは暴走しすぎだ」
そういって聖は連行されてしまった。
橘管理官は、独自に動いていたのではなくて、日比野父に言われて動いていたのか・・・。
「これで、本当に警察組織は改革されるんですよね?」
「もちろん、まだまだこれからだがね」
やっぱきな臭いですね、日比野父!
入院中のイクオは、聖副総監が自分をかばって腕を撃たれたことを考えていた。
ベッドから立ち上がるとそしてまた頭痛タイム・・・。
結子が銃を向けていた相手は・・・自分だった・・・。
隼人は、山城会長のデータを竜哉に渡したことで、沖縄に逃げる手筈を整えてもらったようだった。
レインボーランドで蝶野は隼人だけじゃなく、竜哉も見逃していた。
警察の看板を信じられないが次はない。
これから竜哉とイクオはどうするのかと隼人が聞くが、自分たちはまだ終わっていないと答える。
「じゃあ、復習が終わったらあんたらは・・・」
「俺たちの目的は復讐だ・・・そのあとなんかねーよ」
なんて切ない生き方だろうね~!
だからこそのヤクザ萌えなんだよね・・・!
『立て』
イクオは記憶の中の金時計の手と、聖副総監の手の感触は違っていたことを思い出した。
隼人から受け取ったデータを見ていた竜哉は、その中の外科医の『早乙女哲郎』のプロフィールを見ていた。
英文ばかりの文書の中に『1992年「まほろば」設立にあたり「Ouroboros計画」主治医として採用』と書き込まれていた。
あれ?
わたしが思っていたよりも、ストーリーはもっと複雑だったんですかね?
『ウロボロス計画』ってなんだろうね?
パターン的に、養護施設で預かってた子供たちは、全員遺伝子操作しちゃった系かな~と考えてみた。
(原作未読なので単なる妄想です)
美月がイクオの病室にお見舞いに行くと、既に退院したあとだった。
そのままイクオのアパートを訪ねるが鍵が開いていたので、そのまま侵入した美月。
部屋は殺風景ですね。
本当に復讐のためだけに生きてるんですね。
テーブルに置いてあったイクオがつけていたウロボロスのネックレスを手にとり、気配でテーブルに戻すが、それは美月の鞄の中に紛れてしまった・・・・・・。
薬を買いにいっていた、あそこだといざというときに動けないからと答えた。
『もうすぐ消えるよ、僕は日比野さんが許せないタイプの人間だから』
それが頭にありながらも何も言わずに帰ろうとする美月。
美月は気持ちがかなり傾いているようですが、その男はダメだ!
相手が決まってますよ!(わたしの脳内でw)
改札で自分の荷物からイクオのウロボロスのネックレスが落ちてきた。
イクオにすぐ連絡をしようとして、遊園地で襲われたときに聞いた言葉を思いだした・・・。
『それより、ウロボロスの回収が最優先だ』
「・・・ウロボロス・・・」
美月は自分が気絶させられたときのことを思い出し、勝手にウロボロスのネックレスを科捜研に解析に回してしまう・・・。
「二匹の・・・龍?」
ウロボロス・・・ギリシャ語で尾を飲み込むもの──
その形が表してるものは、永遠の循環、死と再生、創造と破壊──
イクオはネックレスがないことで動揺していた。
結子先生の形見ですからね、さすがに竜哉にも言いにくいよね(^^;)
「二十年前、僕らの目の前にいたのは、聖副総監だ。本人も覚えてたから間違いないと思う・・・」
「聖副総監の失脚で・・・誰が一番得をする──?」
聖を訪ねていたのは、日比野監察官。
「こちらの質問が先だ、日比野首席監察官。
総監の狙撃を裏で動かしたのはあなたじゃないのか?」
結子先生のことがもうわからないというイクオに竜哉は、どういうつもりでいっているんだと凄む。
「・・・銃を・・・向けられた・・・
あの夜・・・僕に・・・銃を向けてたんだ・・・結子先生は・・・」
ただのペンダント・・・ではなく、中には空洞があって、数字が刻印されていたことがわかった。
科捜研からの帰り、黒塗りの車が美月を追いかける──追っているのは公安・・・?
そこに突然現れた別の車・・・
「乗れ、お前、日比野美月だろ!
俺は龍崎イクオと段野竜哉のダチだ・・・!
早く乗れ、殺されるぞ・・・!」
ロン毛の見るからに怪しい人ですが・・・那智聡介・フリーライターだと名乗った。
美月が知りたい竜哉とイクオのことを教えてやると言われ、のこのこついていった美月はスタンガンで気絶させられてしまった。
「悪いな・・・こうするしかねーんだ・・・
──二十年前の真相、その証拠を揃えて
あんたのオヤジを地獄に突き落とすためにはね・・・」
竜哉は事務所で珍しく悩んでいるようだった。
「なんでだよ、結子先生・・・」
『ごめんねイクオ・・・わたしはあなたたちの家族なんかじゃなかった・・・!
ただ、殺さなきゃ・・・イクオ、わたしを憎んでいいよ・・・
わたしはあなたたちの敵だった・・・!
わたしせいで・・・わたしが馬鹿だったから・・・!
ごめんね、いくお、辰哉、みんな・・・!』
そして二発の銃声が響いた──。
イクオが美月の携帯に電話をしているようですが、出ない・・・。
「日比野さん・・・!」
そして次回へ!
CDプレゼントですが、生田くんが「どうも嵐です」と言い、吉田さんが「どうも松本潤です」という。
緊迫した展開だったので、とっても和みましたー!
正直いうと、1~3話くらいまではあまり面白いと思っていなくて、なんとなく観てました。
しかし、途中から腐女子萌えスイッチが入ってからめちゃくちゃ楽しんでます(笑)。
ドラマ『ウロボロス~この愛こそ、正義。』スタッフ・キャスト
TBS「金曜ドラマ『ウロボロス~この愛こそ、正義。』」
<スタッフ>
原 作 :神崎裕也「ウロボロス 警察ヲ裁クハ我ニアリ」(新潮社)
脚 本 :古家和尚
主題歌 :嵐「Sakura」(ジェイ・ストーム)
音 楽 :木村秀彬
企 画 :那須田淳
演 出 :石井康晴、山室大輔、池田克彦
プロデューサー:佐野亜裕美
製作著作:TBS<キャスト>
龍崎イクオ:生田斗真
段野竜哉 :小栗旬
日比野美月:上野樹里
橘都美子 :吉田羊
深町武 :ムロツヨシ
田村小夏 :清野菜名
我孫子桐乃:武田久美子
日比野圀彦:光石研
蝶野真一 :滝藤賢一
三島薫 :吉田鋼太郎
北川貴一郎:中村橋之助
柏葉結子 :広末涼子
ウロボロス 1―警察ヲ裁クハ我ニアリ (BUNCH COMICS) | ||
|
by ヨメレバ |
コメント