今日、劇場版「鋼の錬金術師-シャンバラを征く者-」を見てきました。
※感想はネタばれがありますので、お気をつけて。
あらすじ
※テレビアニメ放映終了の回から二年後の設定です。
解説
原作が7巻累計1,100万部のベストセラー、「鋼の錬金術師」をオリジナルストーリーで映画化。監督はTVアニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」を手がける水島精二。主題歌はL’Arc~en~Cielが担当している。完全オリジナルストーリーとなる映画版では2つの世界に引き裂かれてしまったエルリック兄弟が再会を願って手段を探す中で、未曾有の大事件に巻き込まれる様子をダイナミックに描く。あらすじ
西暦1923年に飛ばされてしまったエドは、弟の面影をもつアルフォンス・ハイデリヒの力を借り、ロケット工学の力で故郷へ帰ろうと試みていた。そんなエドの前に、理想郷“シャンバラ”を探し求める者が暗躍し……。(引用:Yahoo!映画)
劇場版「鋼の錬金術師-シャンバラを征く者-」感想
感想は私の個人的主観により勝手に解釈されて書かれてます。
あまり気にしないようにお願い致します<(_ _)>
かなりネタばれしますので、内容を詳しくしりたくない人はこれ以後は読まないことをお勧めします。
では、いきます!
アニメのストーリーとしてはまとまっていたんじゃないかと思います。
多分、「鋼の錬金術師」のアニメの見方にもよると思いますが、萌えで見ていると、非常に物足りないつくりになるかと思われます。
映画はアニメで、エドが死に、全身賢者の石となったアルがその身体を使ってエドを生き返らせる。
そして、かわりにアルの存在が消えてしまうわけですが、それを取り戻すため、自分の身体と命を捨てて弟の魂と肉体を練成するエド。
アルは生き返りますが、そのときは10歳の身体で練成された。
エドは扉の向こうの世界で、父親のホーエンハイムと再開する。
アルは、母親を生き返らせてから以降の記憶が全くないまま、二年の月日が経過していた──という、その後を描いた作品でした。
エドは扉の向こう側で、父親のホーエンハイムと暮らしていたが、ホーエンハイムはうろうろちょろちょろしていたので、アルと同じ顔を持つアルフォンス・ハイデリヒという少年と一緒に暮らしていた。
一緒にヒッチハイクをしたジプシーの人と出会い、その中の占い師・ノーアは身体を触れた人の思考を読んだりする少女だった。
街がお祭りのある日、暇を潰していたエドのところに追われて逃げてきたノーアがやってきて、庇ってやることになった。
アルフォンスの家にノーアを連れて行き、三人で暮らすようになるが・・・!? というところから始まるお話です。
アニメでのエンヴィーの正体?がわかります。
まあ、WEBでも発表されてるけど、龍でした。
デカ!
ストーリーは、基本的にはよかったのですが、最後が結構嫌でした。
1.ウィンリー可哀想
これは、女の子キャラに同情するのは初めてかも・・・
結構これは酷い。
こんなに待ってたのに、一言くらい別れを言ってあげても・・・とか思いました。
まあ、言わないからエドらしいといえば、らしいんですがね?(^^ゞ
ちょっと切ないよね~。
2.人死にすぎ
何度かこっちの世界とあっちの世界を行き来することになります。
真理の門がちょっと軽い扱いになっているように見えてしまったのが残念。
等価交換の原則は厳密にはないということになっていますが、それでも代価は払われるべきでは。
兵士を送り込んだりっていうのは、ちょっとおいておいても、一番最後、エドとアルが支払った代価はなんだったのか──微妙です。
3.エド帰ってきちゃっちゃさ・・・
エドが元の世界に戻るときの代価は、父親のホーエンハイムでした・・・
父親はエドを元に返すために頑張ったっていうのに、最後の最後で戻ってきちゃったら・・・パパ犬死になんじゃ・・・とか考えてしまった・・・orz
そして、ハイデリヒ。
人生をかけて作ったロケットにエドを乗せて、門をつっきるようにいいます。
そして、ロケットが発射されたあとに、ハイデリヒは死んでしまいました。
元の世界に戻ることを願っていたハイデリヒなのに・・・orz
4.イズミさーん!
師匠がお亡くなりになっていた・・・orz
最後劇場版で救われたのは、ある意味この人かも。
5.扉は何で開きっぱなし?
これが最大の謎でした。
いつもはすぐに閉じてしまうのに、なんで今回の劇場版では開きっぱなしになってしまったんだろう。
それが映画を一度見ただけでは理解できませんでした・・・(^^ゞ
もうちょっとちゃんと見れば、解釈できたのかな~。
6.大佐ラブ!
もう大佐じゃなくて伍長なんだけど、大佐は大佐よ。
地位がないのに、命令しちゃうところはしびれました★
そして、一人で北を守っていたの!? 範囲が広いのにお疲れ様でした★
眼帯の大佐に参りました。
そして
「私はそのために来た」
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
待ってたわーーーー!!
ラブ!
眼帯も男前。
そしてハボに敬語使う大佐…(T_T)/~~~
6.基本は満足よ。
そうです。満足しているんですが、なんだか感想だけ見ていると、不満たらたらに見えますよね(^^ゞ
一応これはこれで満足しているので、一応書いておこうかと(笑)
ちょっと勘ぐってしまうのが これでアニメ展開は終わり なのか これからまたアニメ展開するのか 微妙にどっちかわかりませんでした。
二人で扉の向こうへ来たことで、扉は開けなくなりましたし、錬金術も使えない。
そうすると内容的にはアニメ展開を終わらせるか、または元の世界へ戻るための過程にすぎないのかが読めませんでした。
どっちーーーーーー!!!!
劇場版「鋼の錬金術師-シャンバラを征く者-」概要
<スタッフ>
監督:水島精二
脚本:曾川昇
原作:荒川弘「鋼の錬金術師」
音楽:大島ミチル<主題歌>
OPテーマ:L’Arc~en~Ciel「Link」
EDテーマ:L’Arc~en~Ciel「LOST HEAVEN」
挿入歌:タヨ・アウォスシ「KELAS」(LET’S-DANCE)<キャスト>
エドワード・エルリック :朴ろ美(「ろ」はおうへんに路)
アルフォンス・エルリック :釘宮理恵
デートリンデ・エッカルト :かとうかずこ
アルフォンス・ハイデリヒ :小栗旬
ノーア :沢井美優
カール・ハウスホーファー :津嘉山正種
ルドルフ・ヘス :小山力也
フリッツ・ラング :柴田秀勝
エリック・ヤン・ハヌッセン:古川登志夫
エンヴィー :山口眞弓
ホーエンハイム :江原正士
グレイシア :三石琴乃
ヒューズ :藤原啓治
ウィンリィ・ロックベル :豊口めぐみ
ロイ・マスタング :大川透
アレックス・ルイ・アームストロング:内海賢二
リザ・ホークアイ :根谷美智子
ラース :水樹奈々
ハスキソン :石塚運昇
■関連サイト
劇場版「鋼の錬金術師-シャンバラを征く者-」
スクエア・エニックス
MBS・TBS
鋼の錬金術師

コメント
劇場版鋼の錬金術師-シャンバラを征く者-感想改訂版
劇場版鋼の錬金術師-シャンバラを征く者-の感想です。(ネタバレを多く含みますのでご注意)