『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』、映画館で観てきました。
制作に携われたすべての皆さんへありがとうと言いたい。
とうとう完結しました……!
ツイッターで、内容云々の前にトイレ問題がつぶやかれています。
『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』は、上映時間が155分(Wikipedia調べ)です。
本当に、トイレ対策頑張りましょう!
行っておかないと、「こんなところで席を立つとは……」と歯噛みしたくなる体験をすることになる可能性大です(笑)。
(だって中年は尿意が我慢できない)
※感想はネタバレを一部含みます。絶対に知りたくない方は閲覧をしないでください。
解説
1990年代に社会現象を巻き起こしたアニメシリーズで、2007年からは『新劇場版』シリーズとして再始動した4部作の最終作となるアニメーション。汎用型ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオンに搭乗した碇シンジや綾波レイ、式波・アスカ・ラングレー、真希波・マリ・イラストリアスたちが謎の敵「使徒」と戦う姿が描かれる。総監督は、本シリーズのほか『シン・ゴジラ』なども手掛けてきた庵野秀明。
(引用:シネマトゥデイ)
映画館で観てきた
TVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の放送が始まってから、25年経ちました。
当時10代後半だったわたしですが、現在立派なおばさんになったさくらです。こんにちわ。
TVシリーズの終わり方に「は!?」と衝撃を受け、その後の劇場版でも「は!?」となり、そして今回の新劇場版。
- 新世紀エヴァンゲリオン:1995年10月4日から1996年3月27日にテレビ東京系列にて放送
- 劇場版『Air/まごころを、君に』(第25話、第26話):1997年公開
- 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』:2007年公開
- 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』:2009年公開
- 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』:2012年公開
※Wikipedia調べ
Qから結構時間が経っていたのですね。
やっと昨年映画を観られると思いきや、緊急事態宣言により2020年6月27日公開が2021年1月23日公開に延期され、そして2021年3月8日、やっと封切られました。
とうとうシリーズ完結です。
エヴァって終わるものだったのですね。
シリーズ完結に挑むにあたり、Amazonプライムビデオで、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qを復習してから映画を観ました。
ネットで気軽に観られるようになって、とてもありがたいですね……!
覚えていますか?
放送当時、録画はVHSだったことを……(笑)。
本当に時代は変わったなと思います。
公開初日、初回上映で映画を観てきました!
4Dの上映もあったので、本来であれば迷わずそちらにしたいのですが、1月末にうっかり転倒して右足靭帯損傷しています。
妊娠中の方、ご年配の方、車いすの方、心臓・首などに障がいのある方、身体・精神的に敏感な方、車酔いしやすい方は4DXをご利用いただけません。
(引用 UNITED CINEMAS新次元の4Dアトラクションシアター)
足はだいぶ良くなりました。
怪我をしている人がダメだとは書かれていないし、大丈夫だと思うのですが、座席が揺れたときに足に衝撃があるかもしれないと思い、普通に観ました。本当に残念です……!
映画館のドリンク。
ちゃんとコラボがありました。
ドリンク、ポップコーン、スリーブのセットです。
最近は、ポップコーンが持って帰りやすくなってますよね。
先着入場者特典『総作画監督・錦織敦史による「式波・アスカ・ラングレー」描き下ろしイラストチラシ(B6サイズ/二つ折り)』も無事にゲット。
裏側には「ネタバレ注意」と書かれていましたので、家に帰ってから中身を見ました。
中身は、作品に関するキーワードの羅列でした。
シン・エヴァは、ちゃんと全部映画館で観ているのですが、Qはどう感想を書いていいのかわからなくて、結局何も書かずに終わってしまいました。
今回もさらに何を言っていいのかわからないけれど、自分の思い出として、書いてみようと思いました。
(考察サイトみなさまの更新を楽しみにしています!!)
序・破・Q観たけど、復習せずについていける?
Qの公開から約9年(!!)。
正直、Qの内容を覚えていますか?(笑)。
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の冒頭で序・破・Qのまとめが上映されます。
現在Amazonプライム・ビデオでも同内容が期間限定公開されています。
(プライム会員特典)
この映像を観て自信がなければQを復習したほうがいいかもしれません。
わたしは復習してから映画に臨みました。
『これまでのヱヴァンゲリヲン新劇場版』+『シン・エヴァンゲリオン劇場版 冒頭12分10秒10コマ』
(Primeでの配信は3月21日に終了)
映画感想
考察は色々な知識がある詳しい方がやられると思うので、映画を観た普通の感想を語ろうと思います。
あれから約25年、作り手も年を重ねたけれど、観ているわたしも年を取った。
10代後半だったわたしがアラフォーの大人のおばさんになった。
年齢も違えば経験も違うので、エヴァに出会ったときと今では感想も全然違います。
それはきっと制作陣もそうなのかなと思ったりしました。
正直、伏線の回収は期待していなかった。
言ってしまえば、結末としてはよくある終わり方な気がします。
きっとあの当時だったら、また「は!?」と思ったでしょうが、色々なエピソードをどんどん畳んで終幕したことで、わたしもエヴァの呪縛から解き放たれ、終わりを見届けたことで既に満足しています。
今作を観ていて、テレビシリーズや劇場版の描写がそれぞれ脳内をよぎり、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』がわたしの脳内で出来上がっていった。
漫画あるし真新しさも特にはありませんが、テレビシリーズや旧劇に比べて、後味の悪い終わり方ではない。
エヴァ作品からの卒業、さようなら、すべての『エヴァンゲリオン』。ありがとう。本当それだと思います。
ネタバレ含む感想としては、村でのレイの成長はなんだかほっこりしたし、アスカとケンケンはどうだったのだろうかと思ったり、結局庵野監督は戦艦戦がやりたかったんだなと思ったり(なんかアニメーションから執念を感じた気がする)、ゲンドウの拗らせ具合が世界を巻き込んだ壮大な中二病すぎたな……とも思った。
最後のラスト、ポカーンでした。かなりポカーンだった。
わたしはマリにそれほど愛着がないので、なぜあのようなかんじになったのか……と思ったりしたけど、やっぱりエヴァでした。
エンドロール、宇多田ヒカルさんの楽曲が2曲ほど使われてたっぷりと表示されています。
文字を追っていると、さすがエヴァ、さまざまな制作会社が協力されていて、そういう点も感慨深い。
感慨深いとしか本当言えないほど、本当に感慨深いです。
とりあえず、新型コロナウイルスの感染対策をしっかりして、行ける方は映画館へ!
完結は寂しくもありますが、エヴァから解き放たれ、きっと成仏できるのではないかと思いました。
庵野監督、長い間お疲れ様でした。
未完の作品は世の中にたくさんあるけれど、きっちりと終わらせてくれたことに感謝します。
シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| 概要
総監督:庵野秀明
監督:鶴巻和哉・中山勝一・前田真宏
テーマソング:宇多田ヒカル「One Last Kiss」宇多田ヒカル(ソニー・ミュージックレーベルズ)
制作:スタジオカラー
配給:東宝、東映、カラー
宣伝:カラー、東映
製作:カラー

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