劇場版「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」を映画館で見てきました。
※感想はネタバレありですので、ご注意を。
解説・あらすじ
解説
1995年からテレビで放映され、社会現象にまでなった「新世紀エヴァンゲリオン」から12年。新たなファンのために作られる、劇場版全4部作の第1部。アニメ版第6話「決戦・第3新東京市」の“ヤシマ作戦”をスケールアップさせた意欲作。庵野秀明が総監督を務め、『日本沈没』の樋口真嗣監督が作画コンテ、主題歌を宇多田ヒカルが担当。最先端のデジタル技術が繰り出す映像は圧巻。
ストーリー
世界を壊滅状態へと導いた「セカンド・インパクト」から15年後。14歳の碇シンジは、特務機関NERV(ネルフ)の最高司令官で父親でもある碇ゲンドウから、謎の巨大生物“使徒”と戦う人造人間エヴァンゲリオンのパイロットに任命される。使徒との戦いが困難を極める中、地球存続のための任務を背負う彼らは、ある国家規模の作戦を実行に移すことになる。(引用:シネマトゥデイ)
劇場版「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」感想
久々にエヴァを見ました。
映画の最後に次回予告のBGMを聞いて、とっても懐かしくなりました!!
10年という時を経て、どう完結するのかとても楽しみです。
※感想はネタばれがありますので、お気をつけて。
※またテレビアニメ・漫画・旧劇場版共に見たり読んでいますので、まったく作品を知らない人からすると意味不明なところがあるやもしれません。
第1話からヤシマ作戦のエピソードまでのダイジェストといったかんじを受けました。
(※加持さんとか、アスカとかは出てきません)
10年経過していたことで自分の中でくテレビアニメシリーズを忘れていたこと、物語もある程度わかって消化出来ていたことも面白かったと思った要因の一つかもしれません。
ヤシマ作戦の話に追加があったことで、また映像面でも加工がされていたので、そのあたりはとても興味深く見れました。
あと、アニメシリーズの話がまとまっているので、シンジの苦悩が短くなっていたのもよかったかもw
シンジ、後ろ向きな主人公だからなぁ(笑)
でも、当時と違って、腐った方向に成長?したあたしは、
「あ、シンジがヌードだ」
とか、変なところばっかり気にしてしまった。
うーん、これが腐女子視点w
マッパのレイの胸をつかんじゃったところとかも、あんなにあわてて哀れな…wと、なんか方向性違うことばっかり考えてしまいましたw
映画公開から一ヶ月以上も経過してしまっていることから、気になったところだけ感想書いていこうかと思います。
(だって、もうかなりのところで感想あがってると思いますし)
1.どうして父さんは僕に笑わないんだろう
なんか、今聞くとちょっと衝撃を受ける台詞です。
それだけあたしが年を取ったんだろうなぁと思いますw
心を閉じてれば相手も開かないわけで、そういうのがなんかとってもズシッと響きました。
明らかに昔テレビシリーズを見ていたときに感じたものと、今回感じたものは違う。
当時はシンジの台詞に同調した気がしますが、今は寧ろ助言をしてあげたい気持ちになりました。
2.使徒のデジタル処理が綺麗
特に使徒ラミエルの処理は美しくなっていて、ここは普通に見ていてもアニメと変わっている映像なのがよくわかります★
ラミエルの変化がいいかんじに処理されてます!!
(ヤシマ作戦のときにネルフに侵入しようとしていた使徒)
でも他の部分はざっと見たかんじでは、前のテレビアニメとあんまり変わらなかったような気がします。
(チェック甘いかしら?w)
一応全部作り変えているみたいだとどこかで聞いた気がしますが、大雑把には同じ気が……w
細かい処理が加わっていたのは、やはり時代の流れを感じてよかったと思います。
(※技術が上がったという意味でね)
3.海が赤い。
確かテレビアニメは青かった気がする。
(うろ覚えw)
4.ミサトがシンジにリリスを見せる
もう見せちゃうのかよ! みたいなw
テレビアニメではこのタイミングでは見せていないと記憶していた気がしたので、ストーリーも若干組み替えているのかなと思いました。
でも、このタイミングで見せたほうが、一度エヴァに乗らないといって出て行ったシンジがまた乗ろうとした理由がわかりやすいかなと思って見ましたよ。
それに アダム じゃなくて リリス だとわかっているということで、「序」以降の展開がどうなるのかな?と思ったりしました。
5.カヲル君が、まさか「序」で見れるとは思いませんでした!!
ああ、びっくりしたよ、カヲル君!
あんなところでは通常出てこないキャラクターなだけに、当たり前ですが追加分のアニメーションに当たるわけで、10年以上経って見てもトキメキは同じだったw
つーか、もう「序」からシンジに会いたい的なことを言っていて、腐ったあたしはちょっと喜んでしまったよw
総合的には、特に「序」を見なかったとしても今後の劇場版から入ってもテレビアニメを知っている人ならついていける内容かと思います。
第1話から、ヤシマ作戦終了のエントリープラグから強制射出されたレイを助けるべく、避けている父親と同じ行動を取ったシンジに向けて微笑むところまでです。
基本はアニメと話は同じなので、そういう意味では特筆すべきところはありませんが、アスカとか加持さんとか出てくる前なのに、既にカヲル君が美しく登場しているので、カヲル君を愛している人やファン、あたしのように腐った心根を持っているエヴァ好きの腐女子は楽しめるかもしれません(笑)。
ただ、今回追加になっているヤシマ作戦の映像は美しかったですし、ちょっとづつですがエピソードも追記されています。
個人的には、ラミエル攻撃シーンが追加になっていたのがよかったかな♪
あと寝ているカヲル君を起こすところ★
碇司令とゼーレの関係も興味深いです。
碇司令が使途をあと8体(だったかな?)倒さないといけないって言っていたりとか、気になるところが多々ありました。
次回予告を見ていて思ったんですが、トウジは次回……やはり……なのでしょうか?
予告のナレーションで「壊れゆく碇シンジの物語」というフレーズに吹きましたw
(まさにそのとおり!)
次は「破」というタイトルなようで、やはりシンジの精神は崩壊してしまうのでしょうか?w
テレビアニメとどう変わっているのか、楽しみです♪
劇場版「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」スタッフ・キャスト
劇場版「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」
<スタッフ>
原作・脚本・総監督:庵野秀明
監督:摩砂雪 鶴巻和哉
主・キャラクターデザイン:貞本義行
主・メカニックデザイン:山下いくと
新作画コンテ:樋口真嗣 京田知己
総作画監督 :鈴木俊二
作画監督:松原秀典 黄瀬和哉(プロダクションI.G)奥田淳 もりやまゆうじ
メカニック作画監督:本田雄
特技監督:増尾昭一
演出:原口浩(動画工房)
美術監督:加藤浩(ととにゃん) 串田達也(美峰)
色彩設定:菊地和子(Wish)
撮影監督:福士享(T2 Studio)
CGI監督:鬼塚大輔 小林浩康
編集:奥田浩史
音響制作:楽音舎
効果:野口透(アニメサウンド)
音楽:鷺巣詩郎
製作:カラー
制作:スタジオカラー
配給:クロックワークス カラー
配給協力・宣伝:日活<主題歌>
テーマソング: 「Beautiful World」宇多田ヒカル(EMI Music Japan Inc.)<キャスト>
碇シンジ : 緒方恵美
綾波レイ :林原めぐみ
葛城ミサト :三石琴乃
赤木リツコ :山口由里子
碇ゲンドウ :立木文彦
冬月コウゾウ:清川元夢
コメント
ヱヴァンゲリヲン新劇場版 2007/10/12~10/18
ヱヴァンゲリヲン新劇場版についての最近の情報です。
エヴァ 鐔件??━━━(鐓?∀鐓?)━━━!!!
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