ツイッターで話題(?)のオビツ11ボディの膝を改造してオビツろいどの身長差を出す方法を試してみました。
手順としては簡単なのですが、わたし的にものすごく苦戦しました(^^;)
※首なし、ヘッドなしのドール素体の写真や、ボディバラバラ写真が含まれます。苦手な人は閲覧しないでください。
オビツろいどたちの身長差を出したい!
オビツろいどで遊んでいる皆さま、これからはじめようかと悩んでいる皆さま、こんにちは。さくらです。
ねんどろいどのボディをオビツ11に差し替えて、着せ替えて遊ぶオビツろいどで遊びはじめたときも一度は挫折した身長差。
身長差を出すには、オビツ11ボディの膝下をピコニーモSボディにするといいと聞いてはいたものの、それだと足首のジョイントが安定しにくいらしいと聞き、躊躇していました。
(ピコニーモはアゾンインターナショナルから発売されているボディです)
遊んでいたら、まあ身長差は別になくてもいいかな~という気になってきたのです。
これはこれで可愛いし、いいかな~と。
しかし、今度はユーリ!!! on ICEのねんどろいどをオビツろいどにしてからというもの、また身長差について悩みだしました。
やはりあったほうがいいよな…身長差……
靴選びを間違えると、ヴィクトルのほうが小さくなっちゃうので……。
そんなとき、ツイッターでオビツ11ボディの膝をオビ球に差し替えて身長差を出したという神のようなツイートを拝見しました。
実際に試している人たちの色々なお写真を見ているので、どなたが素晴らしい案ではじめたのかはわからないのですが、わたしも実際に試してみました。
(どなたかわかりませんが、素晴らしいご発案、ありがとうございます!!! お礼を申し上げたい気持ちでいっぱいです!)
実際に少し身長差が出ると、結構テンションあがりました……!
オビツ11ボディの膝関節を外す
オビツ11ボディの膝関節を外します。
外し方は、普通に腕や脚を外すのと同じかんじで大丈夫です。
簡単に外れます。
これを両足行います。
オビ球10mmを用意する
オビツろいど化のときに使用したオビ球です。
オビツろいど化した人なら、きっと持っていると思いますが、今回は10mmのオビ球を使用します。
オビ球は、球径 10mm×2個、8mm×6個、6mm×8個 がセットになっています。
オビツろいど化で首ジョイントに使用したものは6mm、今回は一番大きな10mmを使用します。
このオビ球のセットで1体分、身長を少し伸ばすことができます。
オビ球10mmのパーツの凹凸に組み合わせて、このような状態にします。
後述しますが、今回の改造で一番わたしが難関だとかんじたのは、オビ球10mmをはめあわせるところです。
めちゃくちゃ固い……!!!
膝をオビ球10mmに差し替えてみた比較
まずは片足分をオビ球10mmに差しかえてみました。
少し足が長くなりますよね?
見た目はちょっと微妙ですが、膝を出さないオビツろいどだったら結構いけます。
ちなみに、できる人なら軸を削ってもよさそうですが、その分身長が縮まります。
膝の稼動についてですが、普通に曲がります。

左:オビ球10mm、右:改造なし
膝改造後のボディを比較するとこんなかんじ。
平置きで測っていますので、何ミリかの誤差はご容赦くださいませ。
定規ではかったところ、改造なしと改造後の身長差は約0.7cm。
ヘッドはねんどろいどのため個体差がありますので、そこは計測に入れていません。
ちょっと見た目が微妙ですが、膝としてちゃんと稼動しています。
ただ、膝がオビ球なので曲がりすぎてしまい、人体としてありえない方向に曲がってしまうのが難点ですね。
撮影時もここが曲がっていないように注意しないといけないかも…と思いました。
オビ球10mmが固い件について
今回の改造で個人的に結構つまづいたのが、オビ球10mmが硬いこと。
すごく固くてはめるのに苦労しました(^^;)
あまりにはまらなくて取り扱い説明書を見てみました。
固くてはまらない場合はペンチで挟む、生産の都合上で固すぎたり緩すぎたりした場合はパーツを変えて…などの記載がありました。
ただ、これを試してみてもはまらなかったわたしは、ものすごく苦戦しました(^^;)
その1:お湯で温めてみた
オビ球10mmをお湯に浸してからはめてみました。
お湯で温めてみたのですが、すぐにオビ球が冷えてしまって、わたしのオビ球のようにすごく固い場合は向いていないようです。
ただ、この方法ではまった人がいますので、自分のオビ球10mmの固さ次第かと思います。
その2:鍋で煮てみた
オビ球クッキング第二弾、グラグラまた煮ています😭 pic.twitter.com/yz4YAxajhO
— さくら@人形垢 (@sakura_fu_doll) 2017年9月21日
お湯で温めたオビ球10mmは、濡れてしまうので拭いているうちに冷えてしまうのが難点なのかと思って、今度は鍋で煮ました。
まさかオビ球を煮る日がくるとは思わなかった(^^;)
お湯で温めるよりも熱くできるので、1つのオビ球10mmはこれで無事にはまりました……!
しかし、あとの1つがすごく固くて茹でてもダメでした……
その2:ドライヤーで温めてみた
ねんどろいどの首ジョイントを外すときに教えてもらったドライヤーで温める方法。
これも思いついたのでやってみました。
茹でるのと同じくかなり温められて、しかもこちらは濡れないのでいいですね……!
しかし、わたしのオビ球の残りの1つはすごく固い……。
よく観察してみたところ、写真ではわかりにくいのですがメス側の形状が歪んでいた……!
かなり無理な形状だったので、カッターナイフで削ってはめました。
はまるんですが、カッターで削っているせいか曲げると外れやすくなってしまい、結局オビ球を買い直し、ドライヤーで温める方法ですぐにはまりました。
オビツろいど身長差比較
身長差を出したYOIオビツろいどたちです!
わかりやすいように、あえて二人は同じアゾンの色違いのズボンを穿かせています。
ヴィクトルは、今まで見た目はちょっと微妙と言ってきたあの膝ですが、膝さえ見えない服装ならわたしはありだと思います!
ボディバランスを考えて、肘の関節をオビ球8mmに差し替えている人もいるようですが、わたしは腕は未改造です。
ヘッドだけ交換した進撃オビツろいどたち。
いつも改造なしで遊んでいたせいか、個人的にちょっと違和感を感じてしまいました。
服装のせいか、兵長が若干小さく見えてしまい…いや、もともと兵長は小さいですけど(笑)。
わたしが未改造で遊んでいる期間が長かったことが原因で見慣れないのだとと思います(^^;)
進撃オビツろいどたちは今までどおりの未改造のまま遊ぼうかと思いました。
オビ球10mmの膝は丸いため、ぴったりのズボンだと膝が少し目立つかなと思います。
こちらの写真は少したるみが出るタイプのズボンなので、言われなければわからない程度かなと思います。
また、足が少し長くなりますので、今までのズボンはサイズがあわなくなります。
写真のようにブーツを持っていればそれでごまかすか、または作り直しになるかなと思いました。
オビ球10mmの膝で身長差をつけてみた!さくらの感想まとめ

東京スカイツリーにて
オビツ11ボディの膝をオビ球10mmに差し替えて、オビツろいどたちの身長差を出す。
ツイッターのRTで色々な写真を見ているうちにやってみたくなって、わたしも試してみました。
オビ球10mmがはまらない問題が解決すれば、なかなかいいです!!!
半ズボンは穿けなくなりますが、膝を出さないファッションならだいたい着られます。
ズボンの丈はあわなくなるので、新調する必要が出てきますが、ブーツを持っていればごまかせて流用できそうです。
特にYOIオビツろいどたちは身長差が欲しいなと思っていたのですが、個人的にちょうどいい身長差ができました。
どなたが発案されたのかはわからないのですが、すごく素晴らしい案で感服しました。
身長差って楽しいですね!
オビ球が余っていて試してみたいと思ったらぜひ。
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