映画「弱虫ペダル」感想

実写映画「弱虫ペダル」感想

原作漫画既読済み、アニメ視聴済みで好きな作品なので実写映画「弱虫ペダル」を観に映画館に行ってきました。

先着入場者特典はクリアファイルをいただきました。

※感想は一部ネタバレが含まれます。絶対に知りたくない人は閲覧しないようにお願いします。

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あらすじ

アニメが好きで友人のいない高校生の小野田坂道(永瀬廉)は運動が苦手だったが、ひょんなことから自転車競技部に入る。千葉から秋葉原まで行くためにママチャリを使っていた彼は、自転車選手として思わぬ才能を発揮する。良きライバル今泉俊輔(伊藤健太郎)、マネージャーの寒咲幹(橋本環奈)ら初めてできた仲間のため、坂道は自分を鍛え、自転車競技の楽しさを見いだす。
(引用:シネマトゥデイより)

映画館で観てきたよ

実写映画「弱虫ペダル」映画半券

アニメ観て原作漫画を読んでいたので、大変期待して久々の映画館へと行ってきましたさくらです。こんにちわ。
最後に観たのはサイコパスだったので、何か月ぶりでしょうか。

実写映画「弱虫ペダル」先着入場者特典をもらった

入場者特典があることを知らずに行ったので、もらえてびっくりです!

実写映画「弱虫ペダル」入場者特典その1

実写映画「弱虫ペダル」入場者特典その2

A5サイズのクリアファイルで、片面が実写版、もう片面が原作絵柄になっています。

今回の感想は不満が多いため、素人のダメ出しは読みたくない場合、これ以降読まないことをおすすめします。
作品が嫌いではないのですが、不満箇所をあげていたらディスっているかんじになってしまいました(^^;)

※原作漫画既読(途中まで)・アニメ1~4期まで視聴済み
※映画初見の感想です。誤解や勘違い等あるかと思います。そういうところが許せる人向けでお願いします。
※感想は一部ネタバレが含まれます。ラストのネタバレはしていませんが、絶対に知りたくない人は閲覧しないようにお願いします。

マイ解釈によるざっくりストーリー

高校生になったアニオタ・小野田坂道は、高校生活ではアニメ好きの友達と楽しく大好きなアニメを語りたいとアニメ研究部に入ろうと思っていたが、部は既になくショックを受ける。

大好きな秋葉原へ高校の裏にある足をつかずには登れないという激坂をママチャリで爆走しているところを見た同じ高校一年の今泉俊輔(伊藤健太郎)は、本当にママチャリであの坂を上っていたのかを知りたくて坂道に勝負を申し込む。

そのことを知った寒咲幹(橋本環奈)は、ロードは派手な競技だからと観客を集めていた。
坂道は今泉と勝負したことで自転車競技の楽しさを知る……というところからはじまるストーリー。

アニメ・原作知らないほうが楽しめるかも?な辛口感想

テレビアニメ1~4期視聴済み、原作漫画はアニメ4期の放送分まで読了済みです。
基本的にアニメ好きなので、アニメで新鮮な気持ちを味わいたいので、原作はアニメの進行に合わせて読んでいます。
(アニメ5期お待ちしています!!)

わたし的にエピソードが消化不良を起こしていますので、感想は辛口ぎみです。
すごく楽しめた!という人は不快な気持ちになるかもしれませんので、これ以降読まないことをおすすめします。

今作は、原作未読、アニメ未視聴の人のほうが純粋に自転車競技作品として楽しめたのではないかと思います。

一年生ウエルカムエースまでは展開もよかったと思いますが、その後から徐々に違和感が増していき、映画の世界観に入れなくなってしまいました。

尺の制限もあるので仕方ないかと思いますが、寒咲兄やコーチの役割が全部寒咲父に集約していたので、山岳賞のジャージを寒咲父から渡されるという個人的に違和感が発生してしまいました。

坂道にロードの先輩風を吹かせる一年の杉本がほとんどしゃべらない、寒咲さん(橋本環奈さんが演じてる方)の解説もないので、ロードの知識がない人には競技の過酷さが伝わりにくい気がします。
わたしがこの映画初見だったら、競技のなんたるかはわからなかったと思います。

のちに小野田くんのライバルとなる箱学・真波くんがちらりとも出てこず、過酷な1000㎞合宿は総北2年たちが出てこない、総北3年・金城さんや田所さん、牧島さんの描写が少ないので、先輩たちの自転車競技へかける思いが伝わってきにくいのが残念です。

作品でも重要なキャラである御堂筋くんは、シルエットのみ出てきました(顔は多分出ていない)。
しかし描写が少ないので、今泉くんが勝利にこだわっている理由が薄くなっている気がします。

物語の山場は千葉予選とインターハイのエピソードをミックスした、名台詞を詰め込んだかんじの内容でした。

県の予選のわりに観客が多いのが気になりました。
インターハイではなく、あくまで予選ですからね……。

「支え合うのが総北の走り」というわりに、田所さんが一人飛び出して行ったシーンの説明もなく(その後どうしたのか?)、金城さんがチームを支えた感があまり出ておらず、個人的に好きな牧ちゃんの活躍もあまりなく、色々なシーンが唐突で主人公の坂道の走りのすごさがあまり伝わってきませんでした。
(演技がどうこうではなくお話的にです)

アニメ版「恋のヒメヒメぺったんこ」のメロディが忘れられなくて

坂道が自転車に乗りながら歌う「恋のヒメヒメぺったんこ」、歌詞は当然同じですがアニメ版とメロディが違います。
既にアニメ版のほうのメロディで原作漫画を読んでいたので、ここもちょっと違和感でした。

アニメ版「恋のヒメヒメぺったんこ」の曲のほうがテンポがよく、ハイケイデンスクライムはアニメ版のほうがよかった気がします。

映画観てきた!さくらの感想まとめ

今回の感想は酷評しているかんじになっていますが、トータル的には嫌いではありません。
ただ、文字にするとすごい嫌っている感が出てますね……違うんだ…嫌いじゃないけど不満があるだけなんです……!

スタントは使っていたと思いますが、素人目線で観ても役者さんたちが実際にロードに乗っていたシーンが多いように思います。
そういうシーンは好感が持てますが、作品の見せ方としては個人的に物足りなさを感じました。

ウェルカムレースまではうまく描写されていたと思うので、弱ペダはキャラクターもかなり個性的なので、いっそのこと途中から完全オリジナルストーリーにするか、前後編か3部作にしてじっくりと描いてほしかったと思ってしまいました。

きっと弱ペダの作品にはじめて触れる人のほうが純粋に今作を楽しめるかもしれません。

映画「弱虫ペダル」概要

映画「弱虫ペダル」

<スタッフ>
原作:渡辺航『弱虫ペダル』(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載)
監督:三木康一郎
脚本:板谷里乃、三木康一郎
音楽:横山克
主題歌:King & Prince『Key of Heart』 (Johnnys’ Universe)
配給:松竹
製作幹事:松竹、フジテレビジョン
製作:映画『弱虫ペダル』製作委員会

<キャスト>

小野田坂道:永瀬廉
今泉俊輔:伊藤健太郎
寒咲幹:橋本環奈
鳴子章吉:坂東龍汰
巻島裕介:柳俊太郎
田所迅:菅原健
杉元照文:井上瑞稀
金城真護:竜星涼
寒咲幸司:皆川猿時

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「進撃の巨人」「文豪ストレイドッグス」「ユーリ!!! on ICE」「Free!」「TIGER & BUNNY」「PSYCHO-PASS サイコパス」などのアニメが好きなアラフォーのオタク。気がついたら手遅れな腐女子だった。
アニメが大好き、現在は推しのねんどろいどをカスタマイズするオビツろいど、ねんどろいどどーる(ねんどーる)にどはまり中。
音楽はX JAPAN・嵐が好き。神社やパワースポットも大好き。
母がキスマイ・松坂桃李くんファンなのでミーハーは遺伝だと思ってる。

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