レディースデイで1,100円になったので、映画「テラフォーマーズ」を劇場で観てきました。
原作漫画を未読で、アニメも実写を観ようと思っていたのでまだ未視聴です。
わたしの「テラフォーマーズ」の知識は「ゴキブリ退治する漫画」という程度です(笑)。
実は睡眠時間4時間で映画を観に行ったせいで、ラスト10分・・・居眠りしてしまいました・・・(^^;)
肝心な部分はうろ覚えですが、せっかく観に行ったので感想をまとめてみました。
解説・あらすじ
解説
『クローズZERO』シリーズや『藁の楯 わらのたて』などの鬼才三池崇史監督がメガホンを取り、人気SFアクション漫画を実写映画化。未来を舞台に、二足歩行の人型に進化したゴキブリと人類が繰り広げる壮絶なバトルを映し出す。衝撃的な原作は、「このマンガがすごい!2013」オトコ編でトップになったほか、2014年にはテレビアニメ化もされた。パワフルな展開に期待が高まる。あらすじ
21世紀、地球では猛烈な人口増加が起き、人類は火星への移住を計画する。まずはコケと古来から地球に生息するある生物を火星へと送り込み、地球化への道を探る。500年後、移住計画の最終段階としてその生物の駆除のため火星に15人の隊員が派遣されるが、小町小吉(伊藤英明)以外は高額の報酬が目当てで……。(引用:シネマトゥデイより)
映画感想
1,400万部突破の漫画で面白いという噂のミラクルジャンプ連載の「テラフォーマーズ」。
わたしの大嫌いなゴキブリ退治の漫画と聞き、原作は未読。
映画は、日本映画初のアイスランドロケと力を入れている作品です。
アニメも放送され、実写映画も公開になりましたので、初見は実写映画にしようと思って劇場に行ってきました。
※原作未読
※アニメ未視聴
※実写映画初見の感想ですので、解釈の間違い等あるかと思います。
マイ解釈によるざっくりストーリー
2599年、人口の増加で貧富の差が激しくなった日本は、次の移住先として火星に目星をつけた。
火星を人間が住みやすくするため、火星地球化<テラフォーミング>計画として苔とゴキブリが送り込まれた。
それから500年経過し、人間が住みやすい環境となったが、大量繁殖をしたゴキブリを駆除するため、何も知らない15人の日本人が科学者・本多晃(小栗旬)に「過酷な火星での環境に適合するため」と嘘をつかれてバグズ手術という人体改造され火星へと送り込まれた。
火星での仕事は「ゴキブリ退治」としか聞いていない15人。
妹のように可愛がってきた秋田奈々緒(武井咲)と火星の地上に降り立った小町小吉(伊藤英明)だったが、人型の怪物のようなものに遭遇し奈々緒は呆気なく殺されてしまう。
その怪物は火星で繁殖を続けたゴキブリ・テラフォーマーで、飛躍的進化を遂げて人型となっていた。
生命力も強く進化も早いテラフォーマーになすすべもない。
だが、テラフォーマーに対抗すべく、15人には内緒で昆虫のDNAを植え込まれ人間を超えた驚異的なパワーが出せるように改造されていた。
このままゴキブリにやられてしまうのか?15人は地球に帰れるのか?というストーリーです。
虫には虫を!テラフォーマーを倒すために昆虫へ変態して戦う
今回、敵がゴキブリということでゴキブリに対抗すべくそれぞれ昆虫界でも強い遺伝子のバグズ手術を受けています。
選ばれた15人ですが、いずれも前科者だったり、お金を必要としていたりする人たちで構成されていて、何かあっても問題ない人たちばかり。
能力を引き出す変化は、アンプルをクビにぶすっと打ち込みます。
使用頻度を超えると人間に戻れなくなる。
誰がどの昆虫かというのは以下にざっくりまとめました。
- 小吉はオオスズメバチ。奈々緒の代わりに犯罪者に。死刑を逃れるためにバグズ手術を受ける
- 奈々緒はクモイトカイコガ。死刑宣告をされた小吉のためにバグズ手術を受けた
- キックボクサーだった武藤仁(山下智久)はサバクトビバッタ
- 貧乏の大家族、濡れ衣を着せられた蛭間一郎(山田孝之)はネムリユスリカ
- 中東の紛争地区で戦っていたゴッド・リー(ケイン・コスギ)はミイデラゴミムシ
- 元警察官の森木明日香(菊地凛子)はエメラルドゴキブリバチ
- バグズ2号の艦長・堂島啓介(加藤雅也)はパラポネラ
- バグズ2号の副館長・大張美奈(小池栄子)はハナカマキリ
- 元売春組織の元締め・大迫空衣(篠田麻里子)はクロカタゾウムシ
- シリアルキラーの手塚俊治(滝藤賢一)はメダカハネカクシ
- 元売春婦の連城マリア(太田莉菜)はニジイロクワガタ
15人が火星に送り込まれたはずですが・・・11人しかいませんね。
一瞬で死んじゃったキャラもいますからね・・・思い出したら追記します。
バグズ2号で火星へ到着しますが、テラフォーマーに襲われて火星から脱出不能になってしまう。
離れた場所に、以前火星に到着しているバグズ1号を使って脱出することになり、ミイデラゴミムシの能力のあるゴッド・リーが口から爆炎を噴射して飛び立つも、テラフォーマーの大群に襲われてしまい、どんどんと死者が・・・。
戦闘シーンをみていて「そうそう、Gはすぐに進化するんだよね・・・薬剤効かなくなるよね・・・そして飛ぶんだよね・・・」と嫌なことを思い出しました(^^;)
※わたしはGが大の苦手です・・・
ミッションはゴキ退治、裏ミッションはゴキの卵を持ちかえること
表向きはゴキブリ退治・・・テラフォーマー退治ですが、裏の任務を抱えている人たちがいます。
ちょっと(?)変わったファッションセンスの科学者・本多からの秘密の任務がテラフォーマーの卵を持ちかえること。
卵を産ませるのに森木明日香のエメラルドゴキブリバチの命令をきかせる能力を使うわけですが、この能力を使って出来た卵なのでそこから生まれるテラフォーマーは、その能力に耐性がついてしまって・・・というピンチを迎えることに・・・。
最初に死んだはずの奈々緒が最後にピンチを救う
火星に降り立ってすぐに死んだはずの奈々緒、武井咲を使っておいてもう出てこないのかな?と思ったら、最後の最後、小吉と仁のピンチを救ったのは奈々緒がクモイトカイコガに変態しての自爆だった・・・。
最初に死んだと思っていたので、このあたりは実はちょっと意味不明です。
(初見だから展開を覚えていないだけかもしれません)
ここは原作にはないオリジナルストーリーのようですね。
死んだと思っていただけで実は生きていたのか、それともクモイトカイコガというのがそういう昆虫なのかはわかりませんが、そこがちょっとよくわかりませんでした。
さくらの感想まとめ
原作未読ですので比較はできませんが、敵がゴキブリということである程度苦手な映像が多いかな?と覚悟して観に行きました。
Gっぽさというか、怖い、恐ろしい、直視できないという映像はあまりなく、G指定もないため、ライトな雰囲気で昆虫好きの少年とかの需要を見込んだのかな?とかんじました。
原作を読んだ人から感想を聞いた話だと、結構漫画は描写がえぐそうだと感じていましたが、実写映画は進撃実写版と違って家族で見てもそれほど問題なさそうかなとかんじました。
(殺害シーンは首が飛んでいったりしますけどね)
要所で説明のナレーションが入るので、知識がなくてもわかると思います。
わたしのように原作を知らないで観た場合はある程度楽しめるかと思いますが、原作支持派の人からはあまりいい感想を聞きませんので、原作とは違う雰囲気に仕上がっているのかもしれません。
実は睡眠時間が4時間ほどと、睡魔に襲われる可能性が高い危険な状態で観に行きました。
結果からいうと・・・ラスト10分ほど居眠りをしてしまいまして・・・最後の展開がちょっとうろ覚えです(^^;)
全体的にアクションが続き、途中で主要と思われるキャラの過去映像が入りますが、それ以外はテラフォーマーとの戦い。
展開が単調に感じてしまい、最後の最後で睡魔が・・・という状態で、三代目の歌声で映画が終わったことに気がついた次第です。
個人的には、小栗旬さん、小池栄子さん、山田孝之さんはかなり好印象です!
滝藤賢一さんもキモイ演技してるなーと!
原作への導入のための映画としてはライトな作りでいいのかもしれないと思いました。
映画「テラフォーマーズ」予告動画
映画「テラフォーマーズ」概要
映画「テラフォーマーズ」
<スタッフ>
監督: 三池崇史
原作:作:貴家悠 画:橘賢一「テラフォーマーズ」
脚本: 中島かずき
音楽: 遠藤浩二<主題歌>
BREAK OF DAWN – 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE(アルバム「THE JSB LEGACY」収録曲)<キャスト>
小町小吉 : 伊藤英明
秋田奈々緒 : 武井咲
武藤仁 : 山下智久
蛭間一郎 : 山田孝之
ゴッド・リー : ケイン・コスギ
森木明日香 : 菊地凛子
堂島啓介 : 加藤雅也
大張美奈 : 小池栄子
大迫空衣 : 篠田麻里子
手塚俊治 : 滝藤賢一
連城マリア : 太田莉菜
榊原 : 福島リラ
本多晃 : 小栗旬
他
公式サイト 映画『テラフォーマーズ』公式サイト
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