映画館で 劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ> を観てきました。
3月1日から4D版(4DX/MX4D)の上映がはじまるそうです。
どうせ映画を観るなら、そっちで観に行けばよかったかも!
※感想は一部ネタバレが含まれます。ラストのネタバレはしていませんが、絶対に知りたくない人は閲覧しないようにお願いします。
あらすじ
裏社会屈指の始末屋、シティーハンターこと冴羽リョウは、モデルの進藤亜衣からボディーガードを依頼される。亜衣がキャンペーンモデルを務めるIT会社の社長・御国真司は、リョウの相棒・槇村香の幼なじみで、撮影現場で再会した彼女をデートに誘う。喫茶キャッツアイの海坊主と美樹は、傭兵(ようへい)が新宿に集まってくるという情報を入手する。
(引用:シネマトゥデイより)
※リョウの文字は漢字一文字ですが、文字化けの関係でカタカナで表記しています。
映画館で観てきたよ
映画を観ようかどうしようか迷っていましたが、劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>を映画館で観てきました。
2019年に入ってから観たい映画が多いので、取捨選択が結構大変です(^^;)
映画公開から2週間ほど経過していますので、映画のパンフレットやグッズは完売でした。
シティーハンターは、アニメのほうを1期からリアルタイムだったり再放送だったりで何度も観ています。
当時どはまりした、すごく好きなアニメ作品の一つです。
映画館に記念撮影用のパネルもありました。
これ、結構撮ってもらいたかったので、近々また映画館に行ったときにお願いしようと思います……!
※TVアニメは過去に激しく視聴済み
※原作コミックスはざっくり読んだ程度
※初見のため解釈違い、記憶違いがあると思いますので許せる人向け。
※感想は一部ネタバレが含まれます。ラストのネタバレはしていませんが、絶対に知りたくない人は閲覧しないようにお願いします。
マイ解釈によるざっくりストーリー
シティーハンター・冴羽リョウは、父親が亡くなってから突然身の危険を感じはじめたモデルの進藤亜衣からボディーガードを依頼される。
亜衣がキャンペーンモデルを務めるIT会社の社長・御国真司は、リョウの相棒・槇村香の幼なじみだった。
撮影現場で再会した香を御国はデートに誘う。
喫茶キャッツアイの海坊主と美樹は、傭兵(ようへい)が新宿に集まってくるという情報を入手する。
御国は裏では軍事兵器を取り扱っていて、そのデモンストレーションに新宿が狙われる……というお話です。
シティーハンターの世界観を知っていれば、すべての作品を追っていなくてもついてこられるストーリー展開です。
『XYZ』で依頼を受けて、相手が美女なら「リョウちゃんもっこり~♪」とか言いながら事件解決していくシティーハンター王道の流れがわかっていれば、過去のアニメ作品を観たことがなくてもついてこられると思います。
シティーハンターへの依頼は駅の伝言板に『XYZ』と書きますが、現代では伝言板がない駅も多く、正直若い人だと駅の伝言板さえ観たことがないかもしれません(^^;)
そういうシーンは、今風に変わっていて時代の流れをかんじました。
ここでもか!と使う、歴代の主題歌・挿入歌
シティーハンターといえば、TM NETWORK「Get Wild」のイメージがすごく強く、今回の映画でもエンディングテーマとして使用されていますが、作品は名曲がたくさんあります。
今回の映画では20年ぶりの新作アニメにふさわしいほど、劇中に使われる曲がすごい!
今までのシティーハンターのオープニング・エンディング・挿入歌で使用された楽曲がここぞとばかりに使用されていて、アニメを観ていたファンとしては気持ちが昂ります!
下記の楽曲は流れていたと思います。
アニメ第1期 OPテーマ
- 小比類巻かほる「City Hunter~愛よ消えないで」
- 大澤誉志幸「ゴーゴーヘブン」
アニメ1期 EDテーマ
- 岡村靖幸「SUPER GIRL」
シティーハンター2 OPテーマ
- FENCE OF DEFENSE「SARA」
- PSY・S「Angel Night~天使のいる場所~」
シティーハンター2 EDテーマ
- TM NETWORK「STILL LOVE HER (失われた風景)」
シティーハンター3 OPテーマ
- 小室哲哉「RUNNING TO HORIZON」
挿入歌
- 大滝裕子「MR. PRIVATE EYE」
※CITY HUNTER オリジナル・アニメーション・サウンドトラック - 北代桃子「FOOT STEPS」
※CITY HUNTER オリジナル・アニメーション・サウンドトラック Vol.2 - 北代桃子「PARTY DOWN」
※CITY HUNTER 2 オリジナル・アニメーション・サウンドトラック Vol.2 - Kirsten Steinhauer「FOREVER IN MY HEART」
※CITY HUNTER 3 オリジナル・アニメーション・サウンドトラック
まだ使用されていた気がしますが、さすがに覚えきれませんね。
随所に使われていて、アニメを観ていたファンなら滾ること間違いなしです!
※現在、昔のシティーハンターのサントラがマスター音源で一挙5タイトルが復刻されています。欲しいと思っていたらチャンスです!
※劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ> -VOCAL COLLECTION-(期間生産限定盤)にも収録されています。
シティーハンターにキャッツアイ登場
シティーハンターにキャッツアイが出ると聞いて、同じ作家さんの作品とはいえ、変な風に登場したら嫌だと思っていました。
キャッツアイの三姉妹は、海坊主と美樹が働く『喫茶キャッツアイ』のオーナーという設定で結構自然に登場してました。
逆に登場シーンが短いので、もうちょっと香と一緒に行動してもよかったのでは?と思ったくらいです(笑)。
キャッツアイの三姉妹・長女の泪は、今まで藤田淑子さんが演じていましたが、2018年12月に死去されていて、今回は来生瞳役の戸田恵子さんが兼ねています。
セリフ量も少なかったので、違和感もなく観ていましたが、エンドロールで戸田恵子さんが2役兼ねていることを知って「あれ?」と思ったくらいです。
エンドロールは往年のファン向け
エンドロールはTM NETWORK「Get Wild」、それにあわせて流れる映像が懐かしすぎて釘づけです。
思い出深いシーンが流れ、エンディングも「Get Wild」からの「STILL LOVE HER (失われた風景)」、シティーハンターといえばTM NETWORKな流れが健在です。
あ、エンドロール後もエピソードが流れますので、途中退席するともったいないですよ!
色々思うところもあるけどトータル的に面白かった!さくらの感想まとめ
冴羽リョウと香のいつものノリだったり、冴子や海坊主、美樹の懐かしい面々での劇場版、世界観が損なわれていなかったことは喜ばしい限りです。
リョウ役の神谷さんは御年72歳ですが相変わらずのリョウちゃんで、昔熱中して観ていたときの記憶がすぐに掘り起こされました。
今回の劇場版のインタビュー記事で神谷明さんが当時の演技に近づけるように1年かけて準備をしたと書かれていて、そういう努力をされて近づけてくれたんだなと思うと嬉しいです。
戦闘シーンがものすごくサンライズ感あるなーというかんじがしました。
あそこまで新宿(新宿御苑だよね?)を破壊してビルまで破壊され、そのあとの報道規制とか全部丸投げしてましたけど大丈夫なんだろうか?と、アニメだけど余計なことを考えてしまいました(笑)。
原作が1980年代・バブル時期のものですので、現代の設定でやると少し違和感を覚えました。
パラレル設定とはいえエンジェルハートという作品もありますし(もちろん涙しながら原作を読んだ)、現代設定でやらずにそこまでの時間軸でやったほうがよかったのではと個人的に思いました。
原作ファンだと教授が出ているところが嬉しいところだと思います。
※確かアニメ初登場になると思います
2019年3月1日から4D版(4DX/MX4D)の上映がはじまります。
舞台が新宿・銃撃戦のアクションシーンが多く、4D版向きの作品だと思います。
きっと「もっこり」シーンはハンマーで座席が振動したりするのでしょう(笑)。
アニメ映画は声優以外の人がゲストを演じたりしますので、演技が気になることもありますが、今回チュートリアル・徳井さんが演じたコニータ、予備知識がなく観に行ったせいか全然気がつきませんでした。
※褒めてますw
劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ> 概要
2019年2月8日公開
<スタッフ>
原作:北条司
総監督:こだま兼嗣
脚本:加藤陽一
キャラクターデザイン・総作画監督:菱沼義仁
キャラクターデザイン:高橋久美子
音楽:岩崎琢
配給:アニプレックス
アニメーション制作:サンライズ
<主題歌>
エンディングテーマ:TM NETWORK「Get Wild」
<キャスト>
冴羽リョウ:神谷明
槇村香:伊倉一恵
進藤亜衣:飯豊まりえ
御国真司:山寺宏一
野上冴子:一龍斎春水
海坊主:玄田哲章
美樹:小山茉美
ヴィンス・イングラード:大塚芳忠
来生瞳・泪:戸田恵子
来生愛:坂本千夏
コニータ:徳井義実(チュートリアル)

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