映画「信長協奏曲(のぶながコンツェルト)」を公開初日に映画館で見てきた感想です。
フジテレビ月9ドラマとして放送されていた「信長協奏曲(のぶながコンツェルト)」の劇場版です。
ドラマを観ていたので映画館に行ってきました♪
何口か申し込んだ舞台挨拶は結局外れてしまいました(^^;)
今回の感想ですが、ネタバレ感想は最後の部分の「歴史は変わったのかどうか」については書きませんでした。
だって、タイムスリップものってそこが目玉ですよね!
知らないで観たほうが絶対に楽しいはず・・・!
解説・あらすじ
解説
2014年10月から12月に放送されて人気を博した、石井あゆみの漫画を基にしたテレビドラマの劇場版。戦国時代にタイムスリップした上に、自分とうり二つであった織田信長の代わりを務めることになった高校生の運命を追う。『ルパン三世』などの小栗旬、『大奥』などの柴咲コウ、『S −最後の警官−』シリーズなどの向井理、『ミロクローゼ』などの山田孝之ら、テレビドラマ版のメンバーが一堂に会する。迫力満点の合戦シーンに加え、武将たちの絆や思惑が交錯する熱いドラマも必見。あらすじ
戦国時代にタイムスリップした歴史が苦手な高校生サブロー(小栗旬)は、自分と顔が酷似した織田信長(小栗旬)と遭遇する。武将の座を投げ出したいと考えていた彼と入れ替わったサブローは、知らず知らずのうちに史実の信長と同じ道を突き進んでいく。安土城を築き上げ、妻・帰蝶(柴咲コウ)から慕われ、恒興(向井理)をはじめとする家臣からの信頼が厚いサブロー。明智光秀を名乗って生きる信長は、そんな彼に嫉妬し、憎しみを抱くように。やがて信長は、本能寺で帰蝶との結婚式を挙げるサブローを亡き者にしようとするが……。
(引用:シネマトゥデイより)
映画感想
フジテレビ開局55周年プロジェクトでテレビアニメと実写テレビドラマ化した作品の実写映画「信長協奏曲(のぶながコンツェルト)」は、ドラマのみ視聴していまして、アニメ末視聴、原作漫画未読です。
※ネタバレあり
※原作漫画未読
※ドラマ版は全話視聴済
※アニメ版は未視聴
※一回視聴なので解釈が違っているかもしれません
最後の最後はネタバレしていませんが、かなりの大筋をネタバレしています。
内容を知らずに映画を観たい場合は、閲覧を控えたほうが賢明です。
以上を踏まえてどうぞ!
マイ解釈によるざっくりストーリー
勉強が嫌いで日本の歴史を全く知らない高校生・サブロー(小栗旬)がある日突然戦国時代にタイムスリップしてしまう。
タイムスリップした先で偶然出会った戦国時代の本物の織田信長は、サブローと瓜二つで自分の代わりに信長として生きてほしいと頼まれ、引き受けたことでサブローの信長としての人生がスタートする。
サブローは歴史を知らないのに、歴史通りに信長として人生を歩んでいく。
本能寺の変の直前でドラマ版は終わっていました。
映画版はここから始まります。
安土城を築城し、家臣たちからも慕われて、妻の帰蝶(柴咲コウ)とも心を通わせて順風満帆に見えたサブロー。
そんなとき、同じく未来からタイムスリップをして戦国時代を生きる松永弾正久秀(古田新太)から「信長はこれから死ぬのに城を作るのは残される人たちのことを思ってのことか」ということを聞かれ、歴史を知らなかったサブローはそのことに衝撃を受ける。
誰に殺されるのかは、ドラマ版でその箇所が書かれている教科書を破られてしまい、詳細はわからない。
破られた箇所の次のページに「信長の死後」という文字があり、サブローは自分が死ぬ運命であることを知ってしまう。
秀吉は、幼いころに自分の住んでいた村が信長の初陣で焼き打ちにあっていて、その復讐のために織田信長を狙っていた。
そして、織田信長と明智光秀(小栗旬)が入れ替わっていることを知り、光秀に信長を討つようにと唆す。
光秀は、病弱で『織田信長』という立場から逃げようとサブローに信長を押し付けた本物の信長。
自分よりもうまく立ち回り、みんなからも慕われて、太陽のように明るいサブローに嫉妬心を抱いた光秀は、秀吉に唆されて一時はサブローを討とうとする。
サブローが太陽のようで自分もそうなりたかった、自分はまるで月のようだと言う光秀に、太陽は月もいないと成り立たないという。
その言葉をうけて、サブローを討とうとしていた心が、信長として生きるサブローを支えようと気持ちが変わるが、秀吉はさらに追い打ちをかける。
光秀に、「信長を討たなければ、帰蝶や妹を殺す」と脅し、サブローと新たに結婚式を挙げようと旅だった帰蝶に自分の手勢をつけていて、いつでも殺せる状態にあることを告げるが・・・というお話です。
帰蝶との結婚式再び
サブローは自分が死ぬ運命だとわかってから、帰蝶を家康のところで保護してもらおうとしたりと遠ざけようとしていた。
未来から来たこと、自分がいつかわからないけれど死ぬ運命であることを伝えますが、この時代の人ではないと薄々と気が付いていながらも「バカなことをいうでない!」と突っぱねる。
だけど、サブローは運命に抗おうと決意をして、歴史を変えてみせるから、しわしわのおじいちゃんとおばあちゃんになるまで一緒に生きようと伝え、サブローと帰蝶はちゃんと結婚式をあげようとします。
場所は・・・本能寺・・・!
めちゃくちゃうろ覚えですが、信長は本能寺は手薄なところを光秀に討たれたと何かの歴史もので読んだ記憶があります。
この「信長協奏曲」では、帰蝶と二人で結婚式を挙げるからと家臣をおいたまま、少ない手勢で本能寺へ・・・。
ここを復讐をしたい秀吉に狙われることに。
光秀の一言で復讐心が燃え上がる
秀吉と光秀は、サブローを亡き者にしようと協力しあっていたが、光秀はサブローと話したことでわだかまりが消えて、信長を支えて生きようと思い、この計画は終わりにしようと秀吉に持ちかける。
光秀は、初陣の直後、父親に意味もなく村に火を放ったことを見抜かれ、それで主の器ではないと言われたことを秀吉に明かした。
何気なく言った「意味もなく村に火を放った」の言葉に、秀吉は怒り心頭!
意味もなく自分の村に火を放たれたなんて知ったら、誰でも怒りますよね・・・。
これがきっけけで以前よりもっと激しい復讐心を燃やしてしまう。
「敵は本能寺にあり!」このセリフを言うのは明智光秀ではない
歴史ものの漫画などでは光秀が「敵は本能寺にあり!」と言い、本能寺にいる信長に謀反を起こしますが、この映画ではこのセリフをいうのは光秀ではなく秀吉。
秀吉は、信長を討たなければ帰蝶や妹を殺すと脅して本能寺に光秀を向かわせますが、光秀が信長を討ったあとは謀反人として光秀を討とう画策していた。
本能寺には、帰蝶と結婚式を二人でやりなおそうと、準備のためにサブローが先に乗り込み、あとから帰蝶が来る手筈になっていた。
「二人でサクッと挙げてくる」と家臣に伝えていたことで、兵の数も少ない。
その状態で明智軍の奇襲に勝てるはずもなく、サブローはウェディングケーキの飾られた場所で光秀と対峙する・・・。
本能寺で死ぬのはサブローなのか、それとも光秀?
歴史は本当に変わるのか?
タイムスリップものの醍醐味は、歴史は変わるのかどうかです。
これをネタバレするとこれから観るのに激しくつまらないと思いますので、歴史は変わったのか、変わらなかったら絶体絶命のサブローはどうなったのか?は、映画館でどうぞ!
映画感想まとめ
正直言うと、ドラマ版のほうは話をすごく引っ張ってるな・・・と思いながらも小栗くん目当てでずるずると観てしまい(母はキスマイ藤ヶ谷くんw)、 最後の終わり方が本能寺の変の直前で終わっていたので気になって、劇場公開初日に映画館に行ってきました。
ドラマ版のようにまた話を引っ張る展開だとちょっと嫌だな・・・と思っていましたが、劇場版のほうは中盤に若干中だるみ感を感じはしたものの、それほど気になることもなく観ることができました。
史実がどうのこうの・・・というのは、わたし自身が語れるほど歴史を知りませんし、こういう作品は基本はファンタジーと思って楽しむ派なので突っ込んだりはしませんが、それほど気になることもなく、普通に見終わりました。
まあでも若干、最後の最後で「あれ?これ電源はどうしたの?」とかなんか色々突っ込みどころのある疑問点が凝縮されてましたが、そこはストーリーが終わり、内容的にはエンディングでしたので、まあいいかというかんじです(^^;)
ドラマの話をほとんど忘れていても、最初にダイジェスト版が流れますので、そこでだいたいは思い出せると思います。
(わたしがそうでした)
漫画既読でドラマは観てない人でもついていけるかと思います。
ドラマ未視聴でもついていけそうな気がしますが、確実に知っているほうが楽しめます。
DVD-BOXも出てますので、時間のある人は作品を見直したりすればまた楽しめると思います。
わたしは、今回思ったよりも満足していますよ!
それにしても、山田孝之さんはああいう役をやらせるとうまいですよね・・・!
小栗くんを大きなスクリーンで!と観にいったのに別のところばかり見てました(笑)。
(一緒に行った母は映画館のスクリーンで藤ヶ谷君を鑑賞してた模様ですw)
余談ですが、映画を観たあとは、映画チケットの半券提示で大根おろしが無料になる丸亀製麺に行くのが定番になりました♪
映画「信長協奏曲(のぶながコンツェルト)」 概要
映画「信長協奏曲(のぶながコンツェルト)」
<スタッフ>
原作: 石井あゆみ「信長協奏曲」
脚本: 西田征史 / 岡田道尚 / 宇山佳佑
監督: 松山博昭
音楽: ☆Taku Takahashi<主題歌>
Mr.Children「足音 ~Be Strong」<キャスト>
サブロー・織田信長・明智光秀: 小栗旬
帰蝶:柴咲コウ
池田恒興:向井理
前田利家:藤ヶ谷太輔
市:水原希子
松永弾正久秀:古田新太
徳川家康:濱田岳
柴田勝家:高嶋政宏
羽柴秀吉:山田孝之
沢彦:でんでん
蜂須賀小六:勝矢
丹羽長秀:阪田マサノブ
佐々成政:阿部進之介
森長可:北村匠海 他
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コメント
こんにちは。
私も今日映画見てきました!
現代に帰ってきたサブローの着ていた服ってどこの物か気になるんですかお分かりでしょうか??
eiさん、こんにちは。
映画観られたのですね!
映画のサブローの衣装はちょっとわからないですね~。
というか、ストーリーのほうばかり気を取られていて、衣装は覚えてません(^^;)
ドラマ版と同じなら、ブランド名はわかりますが・・・。
せっかくコメントくださったのに、お役に立てずすいません!