伝説のバンド・Queen(クイーン)ボーカルのフレディ・マーキュリーの人生を描いた映画「ボヘミアン・ラプソディ」を映画館で観てきました。
気になるところもありましたが、ライブの再現は素晴らしい!
おばさんは泣きました……!
※内容はネタバレを含みますので、まったく知りたくない人は閲覧にご注意ください。
あらすじ
1970年のロンドン。ルックスや複雑な出自に劣等感を抱くフレディ・マーキュリー(ラミ・マレック)は、ボーカルが脱退したというブライアン・メイ(グウィリム・リー)とロジャー・テイラー(ベン・ハーディ)のバンドに自分を売り込む。
類いまれな歌声に心を奪われた二人は彼をバンドに迎え、さらにジョン・ディーコン(ジョー・マッゼロ)も加わってクイーンとして活動する。
やがて「キラー・クイーン」のヒットによってスターダムにのし上がるが、フレディはスキャンダル報道やメンバーとの衝突に苦しむ。
(引用:シネマトゥデイより)
映画「ボヘミアン・ラプソディ」を映画館で観てきました!
映画を観たのが久しぶりなさくらです。こんにちわ。
伝説のバンド・Queen(クイーン)のボーカルで1991年に45歳の若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーの人生がわかる映画「ボヘミアン・ラプソディ」。
2018年11月に映画が公開されてから、ずっと話題ですね!
あまりにも話題なので、ちょっと一度観ておこうと重い腰を上げて観に行ってきました。
もっと早く観ればよかった……!
感動しました……!!
※個人の感想です。
※初見の感想のため、解釈違い&勘違いがあるかと思います。
※曲はわかるけどQueen(クイーン)をほとんど知らない人が書いています。
※内容はネタバレを含みますので、知りたくない人は閲覧にご注意ください。
マイ解釈によるざっくりストーリー
フレディ・マーキュリー(ラミ・マレック)は容姿や生い立ちにコンプレックスを抱いていた。
バンドの演奏を聴いたフレディは自分をそのバンドに入れて欲しいと売り込みいくと、たった今、ボーカルが脱退したばかりだというブライアン・メイ(グウィリム・リー)とロジャー・テイラー(ベン・ハーディ)、そこにジョン・ディーコン(ジョー・マッゼロ)が加わりQueen(クイーン)が結成された。
次々とヒット曲を生み出し、ロック+オペラの融合「ボヘミアン・ラプソディ」でさらに成功をおさめた。
そしてフレディはQueen(クイーン)結成当初からつきあっていたルーシー・ボーイントン(メアリー・オースティン)にプロポーズ、『Love of My Life』という曲まで作ったりしています。
Queen(クイーン)は大ブレイクをしたが、フレディはなかなか家に戻れず、メアリーは一人だった。
そんなとき、フレディはメアリーに自分はセクシャルマイノリティ・バイセクシャルだと告白しますが、メアリーは「あなたはバイセクシャルではない、ゲイだ」と告げた。
告白される前から、メアリーはなんとなく気がついていたようで、それがきっかけで二人は破局します。
それから、フレディは不特定多数の男性と関係を持っていたようで、メアリーの言ったとおり、バイではなくゲイだったんですね。
メンバーは家族だと言ってきたけれど、真実は各メンバーには妻子がいて、自分は独り。
孤独が増し、唆されてソロ活動をしたことで、Queen(クイーン)は解散直前まで追い込まれる……というストーリーです。
最初から最後までQueen(クイーン)のなじみ深い楽曲を聴きながら観られる映画でした。
Queen(クイーン)って伝説のロックバンドといわれるだけあり、かなりの頻度でTVCMに使われていて、一度は聴いたことがある曲は一曲はあると思う。
何の予備知識もなく観に行ったのですが、この映画はクイーンの現メンバーのブライアン・メイと『X-MEN』シリーズで知られるロジャー・テイラーが音楽総指揮を手がけている。
Queen(クイーン)楽曲の中でも『ボヘミアン・ラプソディ』『ウィ・ウィル・ロック・ユー』といった名曲の誕生秘話がわかるのはいいですね!
そして、解散直前まで追い込まれていたQueen(クイーン)に20世紀最大・アフリカ難民救済のためのチャリティコンサート「ライブ・エイド」の出演依頼がくる。
自分が追いやってしまったことで、意見してくれる人はいなくなり、言えばいいなり。
周囲にいる人たちの利益追求主義な考えで、「ライブ・エイド」の話はフレディには届かない。
元恋人で生涯の友・メアリーは、自身の妊娠をフレディに伝えに行った際、彼の荒んだ生活を垣間みた。
やっぱり自分の側にいてほしいというフレディにメアリーは「あなたの周囲にはあなたの体を心配する人は誰もいない、家族はバンドとわたしがいる」と言ったことで、フレディは自分自身と向き合うように。
自分勝手な身のふるまいをバンドメンバーに謝罪をし「ライブ・エイド」に臨むが、フレディはこのとき既にエイズにおかされていた。
最後のライブ「ライブ・エイド」のシーンは圧巻
劇中の随所に使用されるQueen(クイーン)の使い方がうまくて、長時間の映画はつまらないと本当に寝てしまうわたしがずっと起きて聴いて(観て)いられた。
この日の睡眠時間は五時間だったのに!
特にすごいのがフレディ最後のライブになるチャリティコンサート「ライブ・エイド」のシーンの再現。
これは本当の映像なのか?と思いたくなるほどにこだわったステージ、アングル。
色々なものも当時のライブで使用されたものにとことんこだわったそう。
楽曲はもちろんフレディ自身の歌声を使っているので、本物のライブを観ているような感覚でした。
ちょっとだけ気になったこと
楽曲の使い方やライブのステージは本当に素晴らしかったのですが、個人的に伝記映画としての位置づけなら、ちょっと色々足りていない気がしました。
セクシャルマイノリティのあたりはかなりさらっと流していたし、映画としていえばまったく気にならない箇所がないかといえば嘘になる。
でも、少し足りていないかなと思いながらも、やはりQueen(クイーン)楽曲が素晴らしすぎて不思議と気にならない。引き込まれる作品でした。
不思議と中毒性がでるQueen(クイーン)楽曲の魅力!さくらの感想まとめ
この映画「ボヘミアン・ラブソディ」は、かなり中毒性がある映画だと思う。
最初から最後まで135分という時間を意識させない、引きこまれたまま飽きずに終了した映画でした。
そして本当にQueen(クイーン)の音楽の使い方がうまい!
(当然ですがw)
特に後半、「ライブ・エイド」のシーン付近は本当に圧巻で、フレディという人をよく知らなかったわたしでもなぜか泣けてくる。
これが大ファンだったら、もっと泣いているんだろうなと思いました。
本当にもっと早く行っておけばよかったと思ったし、時間があればまた観に行くと思う。
わたしの後ろの席の方が、応援上映でもないのにテンポが大きくずれた『ウィ・ウィル・ロック・ユー』の手拍子をしはじめたときはちょっとびっくりしました(笑)。
※通常の上映ですw
でも、やりたくなる気持ちはすごくわかるので、今度機会があったら爆音上映会に行ってみたいです!
映画「ボヘミアン・ラプソディ」 概要
2018年11月9日公開
135分
<スタッフ>
監督:ブライアン・シンガー
脚本・原案:アンソニー・マクカーテン
原案:ピーター・モーガン
製作:グレアム・キング、ジム・ビーチ
製作総指揮
アーノン・ミルチャン
デニス・オサリヴァン
ジャスティン・ヘイザ
デクスター・フレッチャー
ジェーン・ローゼンタール
音楽総指揮:ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー
<キャスト>
フレディ・マーキュリー:ラミ・マレック
メアリー・オースティン:ルーシー・ボーイントン
ブライアン・メイ:グウィリム・リー
ロジャー・テイラー:ベン・ハーディ
ジョン・ディーコン:ジョー・マッゼロ
ジョン・リード:エイダン・ギレン
ポール・プレンター:アレン・リーチ
ジム・ビーチ:トム・ホランダー
レイ・フォスター:マイク・マイヤーズ
ジム・ハットン:アーロン・マカスカー
公式サイト 映画『ボヘミアン・ラブソディ』
Blu-ray&DVD 2019年4月17日発売!2枚組はライヴ・エイド完全版収録
映画『ボヘミアン・ラブソディ』のBlu-ray&DVDが2019年4月17日発売となります。
収録特典は劇場では観られなかったライヴ・エイド完全版(本編未収録の2曲を追加した21分バージョン)が収録されているそうですので、その映像がみたいなら2枚組のブルーレイ&DVDを買うほうがよさそうです。
また、オンデマンド配信もBlu-ray&DVDの発売と同日開始になります。
コメント